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ちゃんちゃらおかしい自公議員のムダ撲滅プロジェクト
2008年07月07日10時00分
自公与党が、税金のムダ遣い“撲滅”に熱を上げている。自民は各府省の広報誌やレクリエーション費の廃止を打ち出し、公明は深夜タクシーチケットの全廃を提案している。国会議員が行政のムダにメスを入れるのは大いに結構。しかし、肝心なことを忘れていないか。国会議員のムダ遣いだって目に余るのだ。
その最たるものが、衆院の赤坂議員宿舎だ。総工費344億円。月9万2000円の家賃(3LDK、82平方メートル)は相場の5分の1。しかも、調べてみたら、議員の引っ越し代まで税金でまかなっているのだ。
「昨年4月に赤坂宿舎は完成しました。廃止された高輪、青山の両宿舎、8月末の閉鎖が決まった九段宿舎から赤坂宿舎への転居費用は、全額国庫負担です。ただし、赤坂宿舎に入らない場合の転居費用は自己負担です」(衆院事務局関係者)
今年3月までに、150人の議員が国庫負担で転居し、計約3500万円の税金が投じられた。わずか数キロの転居なのに、30万〜97万円もの費用をかけた議員が、13人もいる。議員の中には最高サービスの「フルパック」を利用。AV機器やエアコン、照明器具、温水洗浄便座などの取り外しや取り付け、NHK受信料の住所変更まで業者任せにした者もいたという。
衆院広報課は国庫負担の根拠について「議員運営委員会の決定による」と答えた。フザケたことに、議員自らお手盛りで引っ越し代への税金投入を決めていたのだ。そのクセ、衆院サイドは「個人情報」をタテに、税金で転居した議員名の公表をかたくなに拒んでいる。
税金のムダといえば、今年も多くの議員が公費で海外視察に行く。国会閉会と同時に、すでに衆参62議員が“夏の海外脱出”を請願。ファーストクラスが利用でき、08年度だけで衆参合わせて6.5億円の税金が海外旅行に消える。
グリーン車乗り放題の「JR乗車パス」、使途報告や領収書提出の義務のない月100万円の「文書交通費」や、月65万円の「立法事務費」……と国会議員のムダ遣いを挙げればキリがないのだ。こんな連中が歳出削減を叫んでも、役人はぺロリと舌を出している。
【2008年7月4日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3717459/
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