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2008/5/18 10:49
金融情報(一向に収拾しない金融混乱と株式市場) 分類なし
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このNEVADAブログでは金融混乱は一向に収まっていないと指摘してきましたが、今日付け日経で、以下のような報道を行っています。
【米銀 資金繰り緊張続く 中小(金融機関)は破綻相次ぐ 年初来3件】
この報道で注目するべきことは、『資金繰り難に陥った銀行がFRBから借り入れる公定歩合制度を使った融資残高は14日までの1週間平均残高で144億1600万ドル(1兆5000億円)に達し、同時テロ直後を上回り過去最高を記録した。』という点です。
今、金融市場は同時テロ後の混乱期を越える異常事態に陥っているのです。
また、今年に入り、3金融機関が破綻していますが、預金保険公社は破綻予備群として
76行を指定しており、今後破綻が相次ぐことになるでしょうが、連鎖破綻を起こし、今はFRBは"守る"と言っています大手金融機関に破綻危機が押し寄せてくるのは時間の
問題だと言えます。
今は金融市場は一見平穏ですが、水面下では恐ろしいマグマがうごめいており地上に
吹き上げるタイミングをうかがっていると言えるのです。
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2008/5/17 8:30
株式情報(個人の投資) 分類なし
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個人が長期保有に最も適しています会社は、小さくても技術力があり、しっかりした経営をしている会社ですが、小さいゆえに株価が一旦売られますと意外な安値に沈むことがあります。
ところが、会社の実態はなんら変わっていないわけであり、その安値は絶好の買い場に
なることが往々にしてあります。
勿論、5年、10年という長期保有で、配当金をもらいながら年間5〜10%の収益を
狙うという極めておとなしい投資になりますが、それでも銀行預金よりはるかに有利な
運用になります。
個人が長期保有してよい銘柄の中で、今急落している銘柄で好決算を発表した会社が
あります。
以前の【ワールドレポート】でも取り上げました【不二ラテックス】(コード番号5199)です。
2009年3月期の純益は72.8%増、一株利益は17.9円となり、一円増配の6円となっています。
売り上げも+6.9%増となり営業利益も+35.2%となりどの点を取りましても
素晴らしい内容になっていますが、もう一つこの会社の注目点は会社の実態と会社名があっていないことです。
会社名からしますと、コンドームメーカーですが、いまや精密機械メーカと言える程に
業容が変わってしまっているのです。
<売り上げ>
精密機械関係 35億 900万円
コンドーム関係 26億1000万円
<営業利益>
精密機械関係 5億3600万円
コンドーム関係 2億 400万円
上記の通り、いまや精密機械関係が売り上げ・利益もコンドームを完全にしのいでおり、しかも、精密機械関係の売り上げの伸びは9%となっており、コンドームの3.3%を
はるかに上回っているのです。
また、中期計画では3年後には売り上げ100億円、経常利益6億5000万円としており、これが仮に達成されますと、一株利益は27円を超えてくることになり、配当性向しまして10円配当も可能性が出てきます。
株式投資は今を買うのではなく将来を買うものであり、この点からすれば【不二ラテックス】は、個人にとり安心して保有しておける会社と言えます。
現在の株価は180円前後と異常な安値に沈んでいますが、株価収益率からも配当利回りからも個人が長期投資で保有するには最適な会社と言えます。
仮に目先値下がりしましても中長期では安心して保有する会社だと言えます。
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2008/5/17 8:18
経済速報(ショッピングモール開発会社の倒産) 分類なし
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日本でショッピングモール等の開発を手がけてきていました【ミキシング社】が負債総額186億円で経営破たんしていますが、破綻理由は『不動産市場の低迷で物件売却が進まず資金繰りが悪化』となっています。
今、マスコミでは殆ど報じられていませんが、日本の不動産市場は不況下にあり、物件を抱えた会社は転売に躍起になっており、損切りしてでも売り切りたいと動いていますが、大方は失敗しており、経営破たんするところが増えてきているのです。
最近、東京都心でも、大きな看板で『売り物件』と表示される土地が増えてきていますが、これらなどは転売に失敗した物件であり、更に大型の物件となりますと、ファンド等に持ち込まれているようですが、当のファンドもお金がなく、反対に売りたいのが
本心というところも多くあります。
まだまだ一般には知られていない【不動産不況】ですが、マスコミ等で大きく報じられる
ようになった時には大不況になっているはずです。
マスコミ・専門家は米国の不動産不況問題ばかり取り上げていますが、実は日本の不動産不況の方が深刻化している面もあるのです。
日本の不動産価格急騰は、ファンド主導でつくりあげられた幻の価格であり、いわば
作られた虚構の急騰だったのです。
いまやそれが消えたわけであり、今後その清算を迫られることになりますが、踊った
企業・個人・銀行はその後始末に苦しむことになるのは必至です。
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2008/5/16 23:59
経済速報(殆ど無視されたGDP3.3%成長) 分類なし
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内閣府が発表しましたGDP(1−3月期)は3.3%成長したとなっていますが、誰も信用していません。
株も為替も国債市場も”ほぼ無視”となっているのです。
ここまで素晴らしい成長をしているのであれば、株式を大幅に買い上げていいものですが、日経平均は金曜日であるにも拘らず、反対に32円余り下落しているのです。
では、市場はなぜ無視をしたのでしょうか?
今回の発表をみますとまず【速報】という前提があります。
通常、この速報値から大幅な修正がされることがあり、正確さとしては問題外ということもあるのです。
ではどこに問題があるのでしょうか?
まず、【住宅投資】ですが政府発表では<+4.6%>と物凄い伸びとなっているのです。
一体どこを見ればこんな成長をしているのか?となり、確定値段階では大幅な下方修正となるのは必至です。
誤りと言っても過言ではない程の数字(高成長)と言えます。
次に【個人消費】ですが、<+0.8%>となっており、大方の個人は消費を減らしており、一体どこが増えているのか?となりますが、通常政府発表は個人消費はプラスと発表されることが多く、実態とは違っていましてもこれは致し方ありません。
【公共投資】ですが、<+1.5%>となっており、これは年度末の消化もあり、ほぼ妥当かも知れません。
ざっと見ますと、今回のGDP<3.3%成長>は【住宅投資】が急激に伸びた為の幻の成長とも言え、誰も信用しないのも頷けるのです。
それにしましても、市場も国民も信用しないGDP成長を発表する内閣府もむなしいのではないでしょうか?
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/
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