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補選の情勢に後期高齢者医療制度が影響を与えていることは、毎日新聞は19、20日に実施した世論調査データからもうかがえる。
「当選者に最も取り組んでほしい課題」を八つの選択肢を用意して訪ねたところ、(1)医療・福祉政策22%(2)年金問題20%(3)国の行財政改革14%(4)景気対策、地域経済の活性化各12%(6)教育政策8%(7)格差の解消6%(8)農業政策2%−−の順。
選択した政策課題別の支持候補を見ると、「医療・福祉」「年金問題」では平岡氏がそれぞれ54%、53%に達し、山本氏を大きくリード。民主党の争点づくりが奏功していることが数字的にも裏付けられた形だ。山本氏が重点的に訴える「地域経済の活性化」を選んだ層では、逆に山本氏が52%の支持を得た。
年代別では、本来は自民党の支持基盤である高齢層の「山本離れ」が目立つ。60代、70代以上ともに平岡氏4割台、山本氏3割台という結果になった。【田中成之】
◇共産票の6割民主、2割自民へ
世論調査では05年の前回衆院選山口2区の投票先も質問した。平岡氏は前回も民主公認で立候補、自民公認だった福田良彦・岩国市長に惜敗している。
前回、福田氏に投票したという層が「誰に投票する」と答えているかを見ると、山本氏61%、平岡氏28%。平岡氏に投票した層は、平岡氏84%、山本氏7%だった。
前回は「郵政選挙」で、浮動票が福田氏に流れがちだった事情はある。しかし、平岡氏が自らの足元を固めつつある一方、山本氏の知名度不足をうかがわせる数字となった。
また、候補擁立を見送った共産票の動向が注目されているが、共産候補に投票した層は約6割が平岡氏、約2割が山本氏と回答。前回の共産票の一部が山本氏に流れそうなことを示した。【犬飼直幸】
毎日新聞 2008年4月21日 2時30分
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