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http://www.chosunonline.com/article/20080413000020
慶尚南道泗川市泗南面の泗川賃貸産業団地内にある「ハイズ航空」。ボーイング787型機の主翼などを製造し、米ボーイング社に納品するこの会社は昨年、京畿道城南市からこの地へ移転した。
広さ約39万平方メートルの泗川賃貸産業団地は、韓国産業団地公団が航空関連産業の集積を図るため、50年契約で1平方メートル当たり年間 1299ウォン(約135円)という破格の賃貸料で工場用地を貸し出している。従業員数151人のハイズ航空は、このほどすべての生産設備の移転を完了し、来月から本格的な操業体制に入る。
ハ・サンホン社長は「近くの泗川第一産業団地にある韓国航空宇宙産業(KAI)から、設計をはじめとした技術的な面での支援を仰ぐ必要があり、また29の企業から納品される部品を用いて製品を生産しているため、1カ所に集まった方がはるかに効率的だ。それに加え、工場用地の賃貸料などの条件も良いため、ここへの本社移転を決めた」と話している。
2006年末に造成工事が完了した泗川賃貸産業団地には、ハイズ航空など航空関連企業22社が同じ理由で進出し、すでに操業を開始したり、操業に向けた準備を進めたりしている。
泗川賃貸産業団地のほかにも、韓国の航空宇宙産業を代表する韓国航空宇宙産業(KAI)=チョン・ヘジュ社長=が工場を構える近くの泗川第一産業団地(約79万2000平方メートル)と泗川第二産業団地(5万8000平方メートル)に進出している航空関連の製造業者は計38社あり、従業員の数は 5000人近くに達している。
慶尚南道における戦略的な産業の育成を推進している財団法人慶南テクノパークのオク・ジュソン航空宇宙課長は、「KAIは韓国の航空宇宙産業の中で絶対的な位置を占めており、売上額ベースでは慶尚南道が全国の82%を、また泗川市は全国の67%を占めている」と話している。
典型的な半農半漁の地域だった泗川市が最近、航空宇宙産業のメッカとして地歩を固めつつある。韓国唯一の航空機メーカーであるKAIが1999年に設立され、この地に工場を構えた後、関連部品の製造業者が相次いで進出し、韓国の航空宇宙産業の一大拠点として変ぼうを遂げたのだ。
KAIはサムスン航空・現代宇宙航空・大宇重工業の航空機部門が合併して設立された企業だ。航空機関連の各企業の過当な競争や投資の重複を防ぎ、韓国の航空産業の競争力を強化するというのがその目的だった。設立以来、初等練習機KT‐1、高等練習機T‐50などを相次いで開発し、量産体制に入った。
泗川=カン・インボム記者
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