★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ52 > 436.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
東京大学でシンポジウム「グローバル化と社会政策−排除から包摂へ−」開催
2008年03月23日11時28分
【PJ 2008年03月23日】− 22日、日本学術会議の包摂的社会政策に関する多角的検討分科会により、東京大学にて、シンポジウム グローバル化と社会政策−排除から包摂へ−が開催された。法学・経済学・社会学等を専攻とする多くの研究者が参加し、見解を披露するとともに、議論と意見交換を行った。
北海道大学の宮本太郎氏は、なぜ「包摂」が必要なのかということについて論説した。それは、貧困と排除が目に見えるようになり、その要因は雇用と家庭の揺らぎ地域格差など多元的であり、グローバルな競争のなかで「活力」を維持することが必要であることなどにあると述べた。その上で、包摂的社会政策のための制度転換、すなわち、所得再配分志向の福祉国家から、社会的包摂志向の福祉ガバナンスへの転換が必要であると論じた。
その他、福岡大学の林弘子氏は、グローバリゼーションが女性労働に与える影響について述べ、木下武男氏は、労働社会の構造転換によるワーキングプアの増大についての調査結果を報告した。龍谷大学の大友信勝氏は、社会福祉からみたセーフティネットの危機と課題について論じた。【了】
http://news.livedoor.com/article/detail/3565317/
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ52掲示板
フォローアップ: