★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ52 > 237.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
スプリット・ランの意外な単純さと大きな広告効果の差(売れる広告)
August 20, 2007
ワンダーマンの「売る広告」はスプリット・ランの考案者が書いたものなので
再び引っ張り出してみた。
もっともコピーだけを書いた本ではなく、ダイレクト・マーケティングの真髄が詰まった本だが、靴下のコピーが面白い。
「冷たい足」というヘッドラインでそこそこ売れていたのを単純に「暖かい足」にしたらもっと売れたのだという。
活用自在 反対語対照語辞典全く逆のものをあてがう、すなわち「180度違うもの」をあてがい広告効果を比較するというのは、現代でも通用する。
私が直接請け負った実体験でいうと、「治らない」と「治る」がある。
これは薬事法バリバリ違反だが、アドワーズでやったらそのクライアントの特性では前者の切り口がはるかによかった。
これと同じ応用でいえば、
おいしい・まずい、スムーズ・トゲトゲした、濃厚・淡白、
思慮深い・ノーテンキ、高い・安い、綺麗・汚い、細い・太い、
明るい・暗い、やせる・やせない、賢い・賢くない、
儲かる・損する、成功・失敗、当選・落選・・・
延々と挙げられるだろう。
ネガティヴをそのまま出すのではなく、たとえば「おいしい素材」をうたいたければ、「マズイ素材ではあなたの子供がかわいそう」というように変用させていくことができる。
「ウマイ」と「マズイ」の「どちらが広告効果があるのか?」をテストするのが
スプリット・ラン。
ワンダーマンの「売る広告」にある『成功するすべての会社が知っている19のルール』(現在は20のルール)の6番目にある「次の段階・利益を産む広告」に関連してくる。
クリエイティヴ比較〜どちらが効果があったのか?に続く。
関連記事: 極上の生きた広告教材は何?
http://www.yumikoblog.jp/archives/50664500.html
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ52掲示板
フォローアップ: