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(回答先: 「新時代共同研究」始動で合意へ=12日に日韓首脳会談【時事通信社】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 1 月 11 日 16:38:49)
首相訪韓、友好ムード 経済危機が関係改善を後押し【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090111/plc0901111920006-n1.htm
2009.1.11 19:17
韓国へ向け政府専用機で出発する麻生太郎首相=11日午前、東京・羽田空港(緑川真実撮影) 【ソウル=坂井広志】
麻生太郎首相は11日、就任後初めて韓国・ソウル入りし、李明博大統領や日韓財界人と懇談、経済危機を両国で協調して乗り切る姿勢をアピールした。
日韓関係は盧武鉉前大統領の反日・親北朝鮮路線により冷え切った状態が続いてきたが、経済危機が逆に関係を好転させたようだ。
麻生首相、李大統領とも実業界出身ということも好材料となり、日韓関係は今後、強化されるとの見方が強い。
11日夜の青瓦台(大統領府)で催された両国首脳と財界人の懇談は友好ムード一色となった。
日本側は日本経団連の御手洗冨士夫会長や張富士夫副会長、日本商工会議所の岡村正会頭ら財界の重鎮がずらり。
韓国側も全国経済人連合会、韓国貿易協会、大韓商工会議所などのトップが笑顔で迎えた。
米国発の経済危機による韓国の打撃は大きく、日本への期待の強さを物語ったといえる。
日韓関係は、盧武鉉前政権が小泉純一郎元首相の靖国神社参拝や歴史認識問題を執拗に批判したため完全に冷え切り、首脳のシャトル外交も途絶えていた。
だが、昨年2月に就任した李大統領は現代建設会長などを歴任した徹底的な現実主義者。歴史認識問題を棚上げし、経済重視の「日韓新時代」を提唱したことで一気に関係改善が進んだ。麻生首相も実業界出身なので李大統領に親近感を抱いており、両首脳の緊密さは増している。
李大統領が北朝鮮への融和政策を見直したことも日韓関係に奏功した。李大統領は拉致問題について「私は拉致被害者の家族の心情や日本の立場を誰よりも理解している」と明言し、対北朝鮮外交でも日韓の足並みはそろい始めた。
加えて経済危機が関係改善を後押しした。日本側は昨年12月、ウォンと引き換えに円などを融通する通貨交換(スワップ)協定を拡充し、ウォン暴落を防いだこともあり、経済・金融面での協調はますます強まるとの見方が強い。
麻生首相は12日午前、李大統領と会談し、同日午後、帰国する予定だ。だが、韓国の景気が今後も悪化すれば、反日世論が頭をもたげ、日本バッシングが再燃する可能性もある。竹島(韓国名・独島)問題など両国間の懸案に解決の糸口が見つからないだけに「薄氷の友好」と言えなくもない。