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11月3日(月)
週末は、普段世話になっている仲間と鬼怒川に行ってきた。講演でなく、プライベート、それも同世代の男3人による一泊2日の「旅」。紅葉が目的ではない。鬼怒川の紅葉は今月中旬からだ。心身ともにリフレッシュすることにあった。とは言っても、完全にフリーにはなれない。夜は、FMのJーWAVEに電話出演しなければならなかった。幸い土曜から3連休ということもあって、FM以外には取材要請はなかった。
温泉につかりながら仲間と語っていると、いろいろなアイデア、プランが浮かんだ。これから目指すべき目標も定まってきた。仲間に感謝だ。
リラックスして東京に戻ると、早速現実の世界に引き戻された。金正日総書記の「活動写真」が三週間ぶりに公開されたからだ。
日曜午後から、テレ朝の夕方用ニュースのインタビュー取材。同じくテレ朝の「やじうまプラス」とフジの「めざましテレビ」からも電話がかかってきた。
今回公開された写真は最近撮られた写真のようだ。
前回10月11日の女性部隊視察写真は倒れる前の写真の可能性が高いが、今度のは、写真の背景からして、秋の紅葉に撮られていること、過去2〜3年前に秋にサッカーを観戦したことはなく、従って過去の写真を持ち出してきた可能性は極めて低い。ごく最近の写真とみて間違いない。人民体育大会の閉幕(10月31日)に際してのサッカー観戦となっていたので、閉幕日、あるいは前日の30日の時のものだろう。
フランスの脳外科医が北京から平壌に24日に入り、28日に北京に戻ったが、おそらくこの医師の検診の結果、外出がOKとなったのかもしれない。
しかし、公開された写真をみると、左手はダランと、力なく、また別の写真をみると、ポケットに指を引っ掛けて左手を支えているようだ。左手に麻痺が残って、まだ不自由なのかもしれない。
また、ヒールの高いいつもの靴とは違って、底の低い靴を履いていたところをみると、足元を相当気遣っているようだ。足もまだ自由に歩ける状態ではないのかもしれない。
やはり、歩いている姿や、左手を上げている写真が公開されるか、動画か公開されない限り、完治したとは見られないだろう。
それにしても、今回の写真も、不思議なことだらけだ。
サッカー観戦ができるのに、どうして母方の親族でもある朴成哲政治局員(元国家副主席)の通夜(29日)にも国葬(30日)にも出席しなかったのだろう。3年前の延亨黙政治局員の死去の際には弔問しているのにである。おそらく党や軍幹部らが集まる場所に出られるような状態ではないのだろう。
また、今回14枚の写真が公開されたが、金総書記の写真はツーカットだけで、残り11枚は選手らのプレーの場面だった。2〜3枚で済むものを、なんで不必要にこんなに出したのだろう。通常ならば、試合終了後軍人である選手らと一緒に記念写真を撮るのだが。それもない。これまた、同様の理由で、公衆の面前に出られる状況にはないのだろう。
いずれにしても、まがりなりにも外出ができたということは、韓国の国家情報院長が10月28日に「完全ではないが、業務に支障をきたすような状態ではない」と言ったことを裏付ける結果となったが、逆に言うと、同じ日に参院外交防衛委員会で「あまり良くない。今、病院に入院している」と述べた麻生総理の発言は、日本の北朝鮮に対する情報収集能力の欠如をはからずも露呈してしまったようだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/krp19820301/18784478.html