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(回答先: 韓国人観光客、北朝鮮兵に撃たれ死亡 金剛山、南北関係に影響も(日本経済新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 7 月 12 日 07:25:17)
http://www.chosunonline.com/article/20080712000028
韓国女性射殺:以前から危険な兆候あった
金剛山
金剛山観光ツアーは、北朝鮮軍の施設に隣接した地域で行われているため、今回のような事故が起こる蓋然性は十分にあり、また最近も「危険な兆候」が数回見られた、と専門家たちは指摘している。軍事施設などがあるため、韓国からの観光客たちの行動範囲があまりにも狭く、そこから外れたために北朝鮮軍の兵士から脅されるケースが少なくなかったというわけだ。
ある北朝鮮問題の専門家は、「金剛山のゴルフ場でプレーしている最中、OB地域(コースの敷地外やコース内のプレーを禁じている区域)にボールが飛んで行ったとき、観光客が韓国でしているように、ボールを探しに森の中へ入って、北朝鮮の兵士から銃口を向けられるケースが少なくない」と指摘した。特に、パー4の16番ホールの場合、コースの左側に北朝鮮軍の詰所があるが、ティーショットが左に曲がれば、詰所がある方向にボールが飛んでいくことがたびたびあり、こうしたヒヤッとする事態になるというわけだ。金剛山観光地区の周辺や内部の重要な地点、ゴルフ場の周辺などには、数百メートル間隔で北朝鮮軍の詰所があり、小銃で武装した兵士たちが任務についている。
2006年9月には、ハンナラ党の車明進(チャ・ミョンジン)議員が、コースから少し外れた所にある詰所に近付き、兵士にアイスクリームをあげようとして、40分間拘束されるという事態になった。
また、金剛山観光地区は北朝鮮側の管轄地域であるため、夜遅くホテルから外へ出てはいけないことになっているが、一部の観光客たちが好奇心にかられ外へ出て、トラブルにつながることも少なくなかったという。また、今回の事件が発生した金剛山海水浴場は、周辺に北朝鮮側の高城港集落があるため、周囲が鉄条網で取り囲まれ、兵士が見張りについていた。
国家安全保障政策研究所のイ・ギドン研究員は「金剛山では統制区域とそうでない区域の間に緩衝地帯がなく、これも今回のような不祥事が起こった原因といえる。緩衝地帯がないため、今回のように少し足を踏み入れただけで思いもよらない事態につながる」と指摘した。また、世宗研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)研究員も「金剛山は軍事境界線にも近く、軍の施設が多いため、こうした事故が起こりやすい所だ。今回の事件を契機に、政府は観光客を守るための十分な対策を講じなければならない」と述べた。
金鳳基(キム・ボンギ)記者