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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000123-san-int
【ニューヨーク=長戸雅子】米国は2日、北朝鮮による核計画申告を受け、国連安全保障理事会で協議していた報道機関向け声明案を取り下げる意向を表明した。修正案で加えられた拉致問題の早期解決を促す一文に中国、ロシアが難色を示し、採択の条件である全会一致が見込めないと判断したためだ。
当初の声明案は核申告を歓迎する内容にとどめられていたが、先月30日に配布された修正案には日米の意向で「拉致問題の早期解決を含む人権、人道上の懸念に対処するため、速やかに行動するよう北朝鮮に強く要請する」との文言が加えられた。
中露は「北朝鮮を刺激するだけ」と否定的な見解を表明。中国の劉振民次席大使は2日、「安保理の声明は6カ国協議の対話継続に有益なものであるべきだ」と述べ、「拉致問題(の扱いは)は6カ国協議メンバーのなかでも意見が分かれている」と拉致問題は日朝間で解決する問題との認識を改めて示した。