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生後30カ月以上の牛肉輸入禁止で合意 米韓追加交渉【朝日】
http://www.asahi.com/international/update/0621/TKY200806210199.html
2008年6月21日20時28分
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【ソウル=牧野愛博、ニューヨーク=丸石伸一】韓国で米国産牛肉の輸入解禁の決定が国民の反発を受けていた問題で、米国と追加交渉を行っていた韓国政府は21日、生後30カ月以上の牛肉の韓国への輸入を全面的に禁じることなどで合意した、と発表した。禁止措置は消費者の信頼が改善するまで期限を設けずに続けるという。
発表によると、韓国は月齢が生後30カ月未満の牛肉の輸入を再開。ただし、米韓両業界団体の求めに応じて、米政府は牛肉が30カ月未満であることを示す証明書を発行。韓国側が証明書のない牛肉は送り返すことを可能にする。業界の自主規制を両国政府が保証する形で、実質的に生後30カ月以上の牛肉の輸入阻止を実現する。
また、牛の脳や脊髄(せきずい)など4部位については牛海綿状脳症(BSE)の危険部位として月齢に関係なく輸入を禁じる。韓国側の米国内食肉加工現場などに対する検疫権限も強化する。
韓国政府の発表に先立ち米国食肉輸出連合会など米食肉業界の3団体は20日、「韓国への輸出を生後30カ月未満の牛肉に限定する用意がある」と、輸出を自粛する方針を明らかにした。
米牛肉の輸入制限の段階的撤廃を決めた4月の米韓合意に韓国の消費者が猛反発。大規模な反政府集会が連日繰り広げられていた。