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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080528/plc0805281459012-n1.htm
2008.5.28 14:59
多数の児童が倒壊した校舎の下敷きになった四川省都江堰市の聚源小学校で、約2000人以上が追悼集会を開いた。親たちは子供の写真を持ち寄り涙を流しながら市政府に対する怒りを訴えた=27日、江堰市(撮影・山田俊介)
中国・四川大地震で中国政府が27日、日本政府に対し追加支援を要請し、その際に「自衛隊であっても構わない」として、自衛隊の受け入れを表明してきたことが28日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。関係者によると、中国側は現地への支援物資を「北京などから被災地に飛行機で運んでほしい」と要請してきているという。
この要請について外務省は「自衛隊輸送機の派遣などを具体的に求めてきたわけではないが、実現すれば画期的なことになる」(幹部)。防衛省側は「人道上の話なので意義がある。ただ、省としての判断はついていない」として慎重に検討している。
日本政府はこれまでに被災者の救援活動を行うため国際緊急援助隊のチーム60人を派遣している。
自衛隊の部隊が中国に派遣されるのは戦後初めてのケースになるだけに、政府は現地住民の旧日本軍への感情も考慮して慎重に検討しているとみられる。
同地震では米空軍の輸送機2機が人道支援物資を送るため18日に成都に到着している。
■関連記事「日刊スポーツ」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080528-365460.html
四川大地震物資輸送に自衛隊機使用を検討記事を印刷する
政府筋は28日、中国政府が27日に四川大地震でテントや毛布など物資援助とその輸送を日本政府に要請してきたことを明らかにした。これを受け、政府は自衛隊機かチャーター機のいずれかを使用する方向で外務、防衛両省などによる調整に着手した。自衛隊機の場合、中国に自衛隊部隊が派遣されるのは初のケースとなる。
防衛省の徳地秀士運用企画局長、外務省の秋葉剛男中国課長は28日午後、首相官邸を訪れた。派遣時期や規模など具体的な協議をするためとみられる。
中国の具体的な要請内容は明らかでないが、航空自衛隊のC130輸送機などが想定されている。中国はこれまで地震などを被災した場合も、海外からの人的支援はほとんど受け入れていなかったが、今回の地震で初めて日本を含めた海外の緊急援助隊を本格的に受け入れている。
[2008年5月28日15時1分]