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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10095038014.html から転載。 2008-05-08 21:30:23 支援・復旧活動には熱心には見えない軍が積極的に動いて目立つのはこんな場所だからだ。 また、実際の人的被害については諸説いろいろあるが、アメリカの代理大使は死者10万人以上の可能性があるとしている。ひょっとすると死者はこの予測をさえ実際には超えるかも知れないのだ。 ============================================ http://www.cnn.co.jp/world/CNN200805080002.html サイクロン死者10万人突破の可能性 食糧不足深刻化(CNN) ──先週末にミャンマーのイラワジ川下流の大デルタ地帯を襲った大型サイクロンについて、ビラロサ米国代理大使は7日、死者が10万人を上回る可能性があるとの見解を示した。ミャンマー軍政は推定2万2000人近くが死亡したと語っているが、ビラロサ代理大使の見通しはこれを大幅に上回るもので、被災状況に関する懸念が高まっている。 ----------------------------------- CNNニュースの英文記事はこちら ⇒ http://edition.cnn.com/2008/WORLD/asiapcf/05/07/myanmar.aidcyclone/index.html ----------------------------------- Burma Cyclone by CNN 7.5.08(YouTube)
gataro-cloneの投稿
<支援物資は果たして国民に届くのか>サイクロン死者10万人突破の可能性 食糧不足深刻化【CNN】
テーマ:アジア
ミヤンマーを直撃したサイクロンの被害は甚大だ。しかし惨事を報じるどのテレビ映像を見ても、民主化を求める市民を弾圧するときにはあれほど町中いたるところにいた軍が、サイクロンの被災地にはあまり見あたらない。被災者支援に当たっているのは僧侶たちである。これほどの窮状に際してもミヤンマー軍事政権は、10日に新憲法案の賛否を問う国民投票を強行するとしている。もはやミヤンマーの軍事政権の度し難さは限界をはるかに超えてしまっている。この国に支援物資を送っても支援を最も必要とする人々の所には届かず、ひょっとすると軍事政権を取り巻く一部の人々が費消し尽くしてしまうのではなかろうか、との懸念もわいてくる。
配給用のコメを袋に詰める支援要員=7日、ヤンゴン市内ヤンゴン
ビラロサ代理大使によると、死者10万人以上との見通しは、ある国際的な非政府組織(NGO)のデータに基いており、被災状況は凄惨さを増している。大デルタ地帯では95%の建物が破壊され、7万人が行方不明になった。行方不明者は7万人と、ミャンマー軍政発表の4万1000人より多い。
一方、ライス米国務長官はミャンマー軍政に対し、米国の支援を受け入れるようあらためて促した。軍政トップの説得を目指し、各国の指導者と協議する意向のライス長官は、「これは政治問題ではなく人道危機の問題」と述べ、被災者が支援を受けられるよう軍政が努力する重要性を強調した。
米軍はミャンマー軍政が同意した場合、325万ドル相当の支援を実施し、海軍の船舶を派遣する。既にタイの空軍基地に、輸送用ヘリコプター7機が待機している。
緊急支援活動が始まったものの、これまでに被災地に届いた救援物資はほとんどない。7日には空腹に耐えかねた被災者らが、営業を再開した店を襲撃した。国連緊急援助調整官室のホームズ事務次長は、支援を急ぐ必要性を指摘した。同事務次長によると、これまでに緊急金融支援を表明した国は24カ国で、支援総額は3000万ドルという。
国連の報道官は、被害が最も深刻な地域で被災者が限られた食糧を奪い合う「暴動」が起きていると発言。また、世界食糧計画(WFP)の関係者も7日、被災地域で営業している数少ない店の周辺に、食糧を求める大勢の被災者が詰め掛けていると語った。ミャンマーの旧首都ヤンゴンでは、食料品の便乗値上げも見られる。
大デルタ地帯はミャンマーの穀倉地帯だが、サイクロンで壊滅的被害を受けため、長期の食糧不足が発生する可能性が指摘されている。国連食糧農業機関(FAO)によると、被害が最も深刻な5地域のコメ生産量は、ミャンマー全体の生産量の65%を占めている。オーストラリアのマッコーリー大学のエコノミストは、今後1年半─2年半にわたって著しいコメ不足が生じる恐れがあると述べた。
U.S. envoy: Myanmar deaths may top 100,000