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シンガポールの「ストレーツ・タイムズ」に掲載されたチベット運動の資金源についての記事を、アメリカの「マクラッチー」が、4月23日付けで取り上げている。
Where the Tibet movement gets funds
http://news.yahoo.com/s/mcb_china/20080423/wl_mcb_china/wherethetibetmovementgetsfunds
ストレーツ・タイムズの記事では、ワシントンの「NED」(National Endowment for Democracy:全米民主主義基金)は、チベット運動への資金供給を通じてチベットの不安定化の「炎」を扇動しているのではないかという疑いを提示しているという。
レーガン政権時代の1983年に設立されたNEDの資金のほとんどが、設立以降アメリカ議会により国務省を通じて下りているそうだ。
NED以外にチベット運動へ資金を供給している機関として、ストレーツ・タイムズの記事ではジョージ・ソロスも出資しているアメリカの財団や基金、ドイツの自由民主党系のシンクタンクを挙げ、マクラッチーの記者、ティム・ジョンソン自身は、ロンドンにあるチベットへ資金を供給する機関を挙げている。
ジョンソン記者は手元の数字として、2006年にNEDが資金援助をしたチベット運動に関わる11のチベットの非政府組織の名前と資金の額を列記しているが、多額なものではない。
資金を供給しているNEDや欧米のグループや勢力は、中国を不安定化させる計画の上で、これらチベットの非政府組織や暴徒を「トロイの木馬」として見ているとジョンソン記者は述べているが、その通りだろう。
彼はまた、チベット運動での資金調達のレベルは非常に低いものだが、このような形で供給される、多額ではない資金で、中国の政治システムが動揺したり、倒されたりするならば、(著しい経済格差や多民族支配の民族問題を抱える)中国共産党政権にとって「潜在的『敵』は多い」と述べている。
Here are some of the NED funding figures for 2006, the latest I could easily get. Just scan through it. The money barely covers office expenses. If a nation’s political system can be toppled by this kind of money, then it’s going to have a lot of potential enemies.