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http://www.technobahn.com/news/2008/200805271814.html
【Technobahn 2008/5/27 18:14】NASAは27日、2005年11月7日〜2008年4月10日までの約2年5ヶ月の期間で月に合計103回の隕石落下のものと見られる爆破現象を観測したことを発表した。 2020年頃に予定されている有人月面基地建設のために、月面にはどれだけの頻度で隕石が落下しているのかを調査する目的でNASAのマーシャル宇宙センターが中心となって観測を続けているものとなる。 月の場合、地球のような大気圏がないため、微細な隕石であっても大気圏で燃え尽きることなく月面まで到達することが可能。また月の場合、大気による減速がなく隕石の落下速度は時速4万8000キロにも達するため、数グラムの隕石が落下しても衝撃で月面のチリや岩石は瞬時に溶解して地上からも観測可能な爆発現象を起こすと述べている。 地球は毎年1月頃に小惑星「2003 EH1」の軌道と交差しており、この小惑星と交差する際に発生する「しぶんぎ座流星群」による隕石落下が1に対して、それ以外のランダムに落下してくる隕石が2の比率で比較的多数の隕石が月面に落下しているとまとめている。 画像はNASAがまとめた2005年11月7日以来の落下順に隕石の落下ポイントをプロットしたもの。 |
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