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1月6日未明、ホルムズ海峡でイランの革命防衛隊の高速艇が米軍艦艇を威嚇した
とされる問題で、イラン側は自前ビデオを公開して反論。
イラン側が「でっち上げ」と主張しているのは、以下の無線交信音声の部分です。
ペンタゴンが公開したビデオ
http://www.rainews24.rai.it/video.asp?videoID=4077
(米海兵隊)
「あなた方は公海上のコアリション・シップに接近中である。交信求む。身元を
明らかにし、接近の目的を述べよ」
(訛の強い英語で)
「今行って、、爆破してやる」
直後に白い箱を米ミサイルフリゲート艦「イングラハム」の進行方向に投下。
VS
イランのビデオ
http://www.rainews24.rai.it/video.asp?videoID=4084
(イラン指揮官、明瞭な英語で)
「コアリション・シップ73号へ。 こちらイランのパトロール艇」
「こちら73号。我々は公海を航行中」
食い違いのある両者のビデオは、伊Rainews24 サイトで公開されています。(激重)
・・・・・
表題のAFP記事転載
イラン高速艇の米軍艦艇威嚇、イラン側は公開ビデオは「でっち上げ」と非難(AFP)
2008年01月10日 01:21 発信地:テヘラン/イラン
【1月10日 AFP】ペルシャ湾(Persian Gulf)のホルムズ海峡(Strait of
Hormuz)でイランの革命防衛隊(Revolutionary Guards)の高速艇が米軍艦艇を
威嚇したとされる問題で、イラン政府は9日、米国防総省(Pentagon)が8日に
公開した威嚇行為の証拠ビデオと音声について、「すべてでっち上げ」だとして
米政府を非難した。イランのファルス(Fars)通信が、革命防衛隊高官の話として
報じた。
公開されたビデオには、5隻の小型高速艇が猛スピードで米艦艇3隻に接近し
周囲を取り巻いて高速航行する様子が映っており、米艦艇の乗組員が艦艇から
離れるよう警告すると、「逃げても無駄だ。数分後には爆破する」と英語で脅す
男の声も録音されていた。
一方、米ホワイトハウス(White House)のスティーブン・ハドリー
(Stephen Hadley)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は同日、今回の
イランの行動を「挑発的行為」だとして2度とくり返さないよう強く警告した。
戦略的に重要な海域で起こった今回の事件によって中東地域での緊張が高まる中、
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は9日から、1998年の就任以来
初めてとなる中東歴訪を行っている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2334332/2510174
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これまでの(米側の)報道
2008/01/08-01:53 (時事通信)
イラン精鋭部隊が米軍艦艇を挑発=ホルムズ海峡で「爆破」と脅す−米国防総省
【ワシントン7日時事】ペルシャ湾の出入り口に当たるホルムズ海峡の公海上で
6日早朝(米東部時間5日夜)、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の船艇5隻が
米海軍の艦艇3隻に接近、無線で爆破を警告するなど挑発的な行動を取り、
一触即発の事態になっていたことが分かった。米国防総省当局者が明らかにした。
同省などによると、イラン側の船は米艦艇に約180メートルまで近づき、無線で
「2、3分以内にお前らは爆発する」と脅した上で、米艦艇の針路を妨害するように
白い箱を水中に投げ込んだ。これを受け、米軍側は艦艇の銃砲に要員を配置し、
発砲寸前の状態になったという。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200801/2008010800007&rel=j&g=int
2008/01/10-08:57 (時事通信)
イラン部隊幹部らに制裁=イラクの武装勢力支援−米政府
【ワシントン9日時事】米財務省は9日、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の
アルクッズ(エルサレム)部隊幹部らがイラク武装勢力を支援したとして、在米
資産凍結などの制裁措置を発動した。
米・イラン間ではホルムズ海峡で6日、革命防衛隊の高速艇が米艦艇に接近、
爆破を警告する事件が起きたばかり。今回の制裁は、革命防衛隊に対する締め
付けを一層強める狙いがある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008011000133
米政府高官、ホルムズ海峡で新たな危機発生すれば結果の責任はイランに
あると警告[テルアビブ 9日 ロイター]
ブッシュ米大統領の中東歴訪に同行しているハドリー大統領補佐官(国家安全
保障問題担当)は9日、ペルシャ湾のホルムズ海峡で米国とイランの艦船の
間に新たな危機が発生した場合、イランはその結果の責任を負う必要があると
警告した。
同補佐官はイスラエルに向かう途中、「イランによる非常に挑発的な行為
であり、わが軍とイラン軍との激しい言い争いに発展しかねない、すれすれの
出来事だった。彼らは非常に注意深くなる必要がある。なぜなら、もし再び
起きれば、彼らがその結果の責任を負うからだ」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK807931220080109