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【悪質な冗談】ミサイル防衛システムの究極の目標は『惑星間防衛』!?---反米嫌日戦線「狼」
http://anarchist.seesaa.net/article/75377267.html#more
2007年12月29日
【悪質な冗談】ミサイル防衛システムの究極の目標は『惑星間防衛』!?
国会でのバカらしいUFO議論は大げさなことになりそうだ。
UFO対処「検討することに…」 防衛相発言受け空幕長
2007年12月21日17時14分
航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長は21日の記者会見で、未確認飛行物体(UFO)への対処について、「これから検討することになるのではないか」との見方を示した。石破茂防衛相が20日、対処を考えると発言したことを受けてのコメントで、「大臣が言っているから。的確な文民統制の下、粛々と活動したい」とした。
田母神空幕長によると、空自機の緊急発進(スクランブル)で、(UFO)を発見したことはなく、空自の対処能力については「UFOの能力が分からないから、答えられないが、漫画に出てくるような飛び方をするなら、(対処は)難しいだろう」と述べた。(時事)
なにをバカなことを言っているのか?
人類は1980年、既にSHADOを結成していたはずだが…
http://anarchist.seesaa.net/article/45132802.html
ただ、これはお笑いごとでは済まされないようだ。
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なんせ、米帝で行われた「ミサイル防衛会議」での講演で
『惑星間防衛』ってのがテーマとなったのだから……
ミサイル防衛システムに関わる企業が、どれほど広範囲にわたっているのかを確認したくて、私はアラバマ州ハンツヴィルで開催されるミサイル防衛会議≠ノ参加してみた。
15万平方フィート(約1万4000u/テニスコート約70面分)の展示会場には、250社ものブースが並んでいた。
ハード・ウェア関連のブース付近で行われる、講演予定表を眺めていると、惑星間防衛≠ニいうタイトルが目に留まった。
そのテーマは「UFOは現実か? それとも作り話か?」。
私は席を確保し、講演が始まるのを待った。
宇宙人の存在がまだ確認されていないのに、宇宙人を想定した惑星間防衛≠論じるのは意味がない。
普通の人はそう思うのだろう。
しかし、この惑星間防衛≠ニいう分野こそ、ミサイル防衛システムを継続させるための言い訳なのだ。
01年にアメリカ国防総省のトップに就いたラムズフェルドは、ミサイル防衛システムを永遠に継続させるために、まったく新しい概念を打ち出した。
それはいつまでも製品≠ニして完成することなく、アップ・デートを繰り返していくソフト・ウェアのようなもの≠ニいう概念だ。
このコンセプトはスパイラル型開発≠ニ呼ばれている。
完成予想図もなければ、期限もない。
スパイラル型開発≠ノおいては、とにかく試し、延々と変更や修正を繰り返すことが重要な意味を持っているのだ。
ミサイル防衛支持者らは、この方法論に新たな可能性が生まれると主張している。
だがアメリカ国防総省の実用試験評価本部の前担当官、フィリップ・コイルはこう語る。
「スパイラル型開発は、各フロアの設計をしないで、いきなり家を建てるようなものですよ。家はできるだろうけど、値段はかなり高くつく。本当にそんなことしたら、きっと奥さんに怒られるだろうね」
惑星間防衛≠フ講演が始まった。
アメリカ国防総省とNASA(アメリカ航空宇宙局)で勤務経験がある、トラヴィス博士という天文学者が壇上に姿を現した。
そして、惑星間防衛≠フ必要性について、彼はこんな説明を始めたのである。
「ドレイクの方程式を使えば、宇宙人が地球にやって来て、アメリカのミサイル防衛システムと対戦する確立が計算できます。その確立は、最低で0.0000000043%、最高で0.19%です」
そして地球にやって来た宇宙人からの攻撃に対して、アメリカはおそらくDEWを使うだろうという。
さらにトラヴィス博士はこう続けるのだ。
「ところが、その時にアメリカのDEWが宇宙人に命中しても、相手がダメージを受けないかもしれません。なにせ相手は未知の宇宙人ですからね」
スパイラル型開発≠ニいうコンセプトにおいては、このような仮定の思いつきは大歓迎なのである。
タコ足配線的に、話がとめどなく広がることによって、ミサイル防衛システムは完成することなく永遠に続くのである。
アメリカでは今、このようなバカげた話が実際に繰り広げられているのだ。
(ローリングストーン日本語版07年1月号より)
【 DEW 】Directed energy weapon 日本語では指向性エネルギー兵器と訳されることが多い。戦車やミサイルの機能を停止させる電磁パルス、火傷のような痛みを与えるマイクロ波……といった奇想天外な、現状では開発不可能と言われている兵器類の総称。
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このように、バルタン星人による地球侵略に備えて、アメリカは80年代のレーガン政権以降からミサイル防衛システムを推進してきたが、
その総支出1070億ドル(約12兆9000万円)
そもそも、このミサイル防衛システム≠ヘ「悪の帝国ソ連」からの核攻撃からの防衛システムであった。
しかし、その帝国もあっさり崩壊し、ラムズフェルドの指揮の元、「北朝鮮とイランからの核攻撃からの防衛に必要なもの」と変更。
北が核開発放棄でアメリカと合意にいたったし、イランに関しては、マコネル米国家情報長官が今月3日、イラン核開発に関する最新の 機密報告書「国家情報評価」(NIE)の一部を公表し、イランが03年秋に核兵器開発計画を停止させたとの分析結果を明らかにしている。
http://blog.livedoor.jp/asyura200709/archives/50969767.html
それなら、「いったいどの国からの核攻撃からアメリカを守るためのミサイル防衛システムなのか」と思うだろうが、前述のローリングストーン誌によれば、07年8月のミサイル防衛会議の中で「弾道ミサイル発射の脅威となりうる新たな国がある」と議員の1人がほのめかした。
その国は、現時点で核ミサイルを保有していないベネズエラだという……
話は最初の田母神俊雄航空幕僚長の話に戻るが、「UFO対処研究」のための防衛予算が防衛省内で検討されるのだろうな……あらたな利権の始まりだ。
三菱重工やらが大喜びだわい。
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(コメント)
ただただ恐れ入ります。
あまりの想像力の素晴らしさとあらゆる脅威に対抗するための努力・・・・・・・・・・・
ひたすら巨額のカネを庶民から巻き上げ、自分たちの会社の利益の為に・・・・・・・・・
もしかするとマスコミにUFO番組を裏で提供しているのはその為だったのかも・・・・・・・
そのうちに本当に御用天文学者を用いて「宇宙人襲来!」とかやるかもしれませんね・・・
ここまで来ると「エスタブリッシュメント」の方々の常人をはるかに超えた知能の素晴らしさに感服いたします・・
考えすぎてニーチェの様に健康を害されない事をお祈り申し上げます。・・・・・