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(回答先: 台湾が開発した「雄風2E」巡航ミサイルで香港、上海、三峡ダムなどを目標に反撃することが可能【Record China】 投稿者 tk 日時 2007 年 12 月 30 日 18:16:16)
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=2558440&id=669025338
航空母艦。2008☆* 〓
2007年12月30日 10:31
記事入力 : 2007/10/11 07:57:48
台湾、上海射程の新型ミサイル公開中止=共同通信
米国の圧力受け
台湾政府は10日、台北市で行った双十節(中華民国の実質的な建国記念日)の軍事パレードで、上海を射程距離内に収めるとされる独自開発の雄風2E型巡航ミサイルの初公開を見送った、と共同通信が台湾紙・中国時報を引用し報じた。
台湾の李天羽国防部長(国防相)は、台湾海峡情勢が緊張することを懸念し、同ミサイルの開発自体に反対する米国の「懸念と圧力」が背景にあったことを認めた。
雄風2Eの射程距離は1000キロ、弾頭重量は400キロとされ、米政府は「中台の軍事バランスを変える戦術兵器」として開発中止を求めてきた。
陳水扁総統が来年3月の総統選と同時に台湾名義による国連加盟への賛否を問う住民投票を実施しようとしていることに米国が強く反対し、米台関係は悪化の一途をたどっている。このため、台湾が米国に供与を求めているF16戦闘機新型モデルの調達交渉も凍結状態だ。共同通信は「今回の圧力により、台湾内にくすぶる反米感情がさらに強まる恐れもある」と指摘した。
NEWSIS/朝鮮日報JNS
航空母艦。2008☆* 〓
2007年12月30日 10:36
「台湾の巡航ミサイルが上海攻撃」という悪夢
2007/10/11 10:06
台湾の建国記念日といってもよい双十節は、10月10日。この日、台北市の総統府前では、総統以下の台湾VIP、外国の賓客らが参列して盛大な式典がおこなわれる。これまでに3回、式典をみる機会があった。折々に話題になるのは、軍事パレードで、ことしも台湾が独自に開発した巡航ミサイル「雄風2E型」が登場するかどうか、注目されていた。結局、「雄風2E型」は、現れなかった。アメリカが圧力をかけたのだ。
アメリカは、なにを怖れたのか。
産経新聞台北支局の長谷川周人支局長は、こう伝えている(10月11日付)。
<国防関係者によると、米国は、
@週明けに党大会を控えた中国を追いつめるべきではない、
A攻撃力の誇示は中国に重大な政治決断を迫る危険な賭けだ、
B公開は米国製兵器の売却問題に影響しかねない――などとして、公開を見送るよう圧力をかけたという>
アメリカは、台湾問題でコトを荒立てたくなかった。言い換えれば、射程800キロ以上という「雄風2E型」は、それほど中国にとっては、危険極まりない、物騒な兵器ということでもある。
ケンカというのは、相手の全部をやっつける必要はない。極端にいえば、急所を1か所、攻撃すれば、それで勝負がつく。たとえば人口1300万人と公表されている上海市(実際の人口は、民工を含めれば2000万人以上のはず)だけでも、台湾の巡航ミサイルにやられたら、その直後にいくら核を使って報復し、台湾全島を壊滅状態にしても、まちがいなく中国共産党政権は吹っ飛んでしまう。そういう兵器が世界に公開されては、北京政権も平気ではおられない。今回、陳水扁総統は、アメリカの忠告に素直に従ったが、正解であったと思う。摩擦を起こすこともなく、「雄風2E型」効果を、十分に発揮できたのである。
と、書いてきて、重大な点に気づいた。もし、まかり間違って、台湾の巡航ミサイルが、上海へ飛んでいったら、これは日本にとっても、驚天動地の大災難だ。上海には、6000社以上の日本企業が進出し、長期滞在の日本人が4万数千人、観光客や出張者をふくめて6万人近くもいる。一触即発の徴候がみえたときは、日本政府もまた、あらゆる手段を講じて台湾の決死の行動を食い止めなければならない。そう思うと、両岸関係、すなわち中国と台湾の有事というのは、日本にとっても、死活的な問題であることを、あらためて認識せざるを得ない。だから、中国にも、こうクギをさしておこう。台湾を追いつめるべきではない、と。