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(回答先: Re: 【アンチ・ロスチャルド同盟】ブッシュ家とナチスの関係 投稿者 とかげのおっさん 日時 2007 年 12 月 27 日 22:28:56)
全米マスコミが60年間隠蔽しつづけた“爺ブッシュとナチスの腐れ縁”が政府公文書ではっきり確認された
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/400.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 10 月 18 日 14:32:27:FnBfYmHiv1JFs
●上記表題のニュースを『ニューハンプシャー・ガゼット』紙が報じています。
ブッシュ家とナチスとの腐れ縁については、勇気ある独立系の調査報道
ジャーナリストによって、かなりの詳細が伝えられてきましたが、主要
メディアはそれを黙殺してきました。(今も黙殺しているし……。)
この記事には、プレスコット・ブッシュやハリマンと、ナチスのパトロン
だった産業資本家との腐れ縁の大雑把な輪郭が書かれています。その
詳細について、米国のジャーナリストたちが暴露してくれるのを期待
したいところです。
しかしそうした話題よりも興味深いのは、米国のメディアがこの腐れ縁を
見て見ぬ振りして、独立系のジャーナリストたちの努力の成果を罵倒したり
踏みにじってきたことが、この新聞記事で“内部告発”されていることです。
●ブッシュ家の「秘密」を暴くのは文字どおり命がけの冒険のようです。
小ブッシュが弟の“シマ”であるフロリダで開票詐欺を行ない
大統領の椅子をネコババしてからほどなく、その伝記作家が怪死を
遂げています
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http://asyura.com/sora/war3/msg/869.html
戦争・国際情勢3 投稿NO:869 2001/10/26 00:20:17
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 小ブッシュの伝記作家が謎の“薬物自殺”を遂げる直前に、
ウサマ・ビン・ラディンと小ブッシュの商売上の腐れ縁を暴露していた
●『幸運なる二世ジョージ・ブッシュの真実』は、ただでさえ数少
ない小ブッシュの伝記のうち、邦訳が読める貴重な本ですが、
その著者ジェイムズ・ハットフィールド氏は、小ブッシュの大統領
就任から半年後の7月18日に「処方薬の過剰摂取による自殺」
を遂げていました。ちなみにこの伝記がどのくらいスキャンダラス
なものかは、つぎの広告からも知ることができるでしょう。
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●小ブッシュの場合は、最初に作った会社がビン・ラディン家の支援を
受けていたのは公然の秘密ですし、よくもこんな田舎芝居でアメリカ国民も
世界中の連中も騙され続けているもんだなぁ……。
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http://asyura.com/sora/war4/msg/31.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:31 2001/10/28 17:41:04
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ビン・ラディン一家と、大ブッシュや英国メイジャー前首相が
後押しする米国カーライル投資グループとの腐れ縁は、もはやご破算に
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● ……というわけで、『ニューハンプシャー・ガゼット』の記事を紹介
する前に、まず同紙に載っていたマンガを紹介しておきます。
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爺ちゃんとナチスの腐れ縁
【漫画】http://www.nhgazette.com/shop/uploads/dam.gif
パパブッシュと小ブッシュが汚水に腰まで浸かっている。
汚水は壁のひびから漏れており、
ひび穴に指をつっこみながらパパブッシュいわく――
パパブッシュ「息子よ、すまんな。絶対に漏れないはずだったんだけど……。」
小ブッシュ 「父ちゃん、心配しないで。まるごと全部“最高秘密”に指定するから。」
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● ……で、これが問題の記事です。
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ニューハンプシャー・ガゼット(2003年10月10日付)
http://www.nhgazette.com/cgi-bin/NHGstore.cgi?user_action=detail&catalogno=NN_Bush_Nazi%20Link
Bush - Nazi Link Confirmed
【ブッシュとナチスの結びつきが確認された】
By by John Buchanan
from The New Hampshire Gazette Vol. 248, No. 1, October 10, 2003
【ニューハンプシャー・ガゼット、2003年10月10日付】
By John Buchanan
Exclusive to The New Hampshire Gazette
【ジョン・ブキャナン記者、ニューハンプシャー・ガゼット独占記事】
WASHINGTON - After 60 years of inattention and even denial by the U.S. media, newly-uncovered government documents in The National Archives and Library of Congress reveal that Prescott Bush, the grandfather of President George W. Bush, served as a business partner of and U.S. banking operative for the financial architect of the Nazi war machine from 1926 until 1942, when Congress took aggressive action against Bush and his "enemy national" partners.
【ワシントンDC発――全米マスコミが60年にもわたって見落とし、拒否さえしていたことだが、このたび暴露された国立公文書館と議会図書館の所蔵文書により、現職大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュが1926〜42年にナチス軍拡・戦争体制の財政基盤のビジネスパートナーとしてだけでなく、それを支えた米国の銀行経営者としても暗躍していたことが明らかになった。当時、米国議会はプレスコット・ブッシュとその「敵国」の実業パートナーに厳しい対応をとっていた。】
The documents also show that Bush and his colleagues, according to reports from the U.S. Department of the Treasury and FBI, tried to conceal their financial alliance with German industrialist Fritz Thyssen, a steel and coal baron who, beginning in the mid-1920s, personally funded Adolf Hitler's rise to power by the subversion of democratic principle and German law.
【今回見つかった文書には、ブッシュとその仕事仲間が――連邦財務省とFBIの調査によれば――ドイツの産業資本家フリッツ・ティッセンと資金提携していた事実を隠そうとしていたと、はっきり記されている。鉄鋼石炭王ティッセンは1920年代なかばから個人的にヒットラーに財政支援を行ない、ヒットラーがドイツ国内法や民主制を転覆して権力を掌握するのを手伝った人物である。】
Furthermore, the declassified records demonstrate that Bush and his associates, who included E. Roland Harriman, younger brother of American icon W. Averell Harriman, and George Herbert Walker, President Bush's maternal great-grandfather, continued their dealings with the German industrial baron for nearly eight months after the U.S. entered the war.
【さらにこの機密解除された公文書によれば、プレスコット・ブッシュと彼の仲間であるロウランド・ハリマン(当時の米国外交界のアイドルだったエイヴレル・ハリマンの弟)やジョージ・ハーバート・ウォーカー(現職ブッシュ大統領の母方の祖父)などが、米国が開戦して以降も8ヵ月ちかくこのドイツ産業界の大実業家と取引を続けていたことが生々しく記されている。】
●No Story?
【●マスコミはなぜか完全に無視してきた】
For six decades these historical facts have gone unreported by the mainstream U.S. media. The essential facts have appeared on the Internet and in relatively obscure books, but were dismissed by the media and Bush family as undocumented diatribes. This story has also escaped the attention of "official" Bush biographers, Presidential historians and publishers of U.S. history books covering World War II and its aftermath.
【こうした歴史的事実はこれまで60年間にわたって米国のマスメディアではまったく報じられてこなかった。この事実の概略は、インターネットや地味な書籍で指摘されてきたが、マスコミもブッシュ家も「根拠なき非難」であるとして無視してきたのである。それどころかブッシュ家の人々を描いた「公式」伝記の著者たちも、大統領の歴史を綴ってきた研究者たちも、第二次大戦とその後の経緯を描いた米国史の出版社群も、この事実から目をそらしてきたのだ。】
The White House did not respond to phone calls seeking comment.
【ホワイトハウスに電話してコメントを求めたが、返答はなかった。】
●The Summer of '42
【●1942年の夏になっても……】
The unraveling of the web of Bush-Harriman-Thyssen U.S. enterprises, all of which operated out of the same suite of offices at 39 Broadway under the supervision of Prescott Bush, began with a story that ran in the New York Herald-Tribune on July 30, 1942. By then, the U.S. had been at war with Germany for nearly eight months.
【ブッシュとハリマンとティッセンの米国における事業活動は、ブロードウェイ39番地にあった一続きのオフィスで行なわれ、プレスコット・ブッシュがそれを管理していた。この共同事業は1942年7月30日に『ニューヨーク・ヘラルドトリビューン』紙で暴露され、それがきっかけで詳細の解明作業が始まった。この新聞暴露は、米国がドイツと開戦して8ヵ月ちかくのちのことである。】
"Hitler's Angel Has $3 Million in U.S. Bank," declared the headline. The lead paragraph characterized Fritz Thyssen as "Adolf Hitler's original patron a decade ago." In fact, the steel and coal magnate had aggressively supported and funded Hitler since October 1923, according to Thyssen's autobiography, I Paid Hitler. In that book, Thyssen also acknowledges his direct personal relationships with Adolf Hitler, Joseph Goebbels and Rudolf Hess.
【「ヒットラーの守護天使は米国の銀行に300万ドルを保有している」――こんな見出しを掲げた『NYヘラルドトリビューン』の記事は、記事の冒頭でフリッツ・ティッセンを「アドルフ・ヒットラーを10年来支え続けた最初からのパトロン」だと紹介していた。事実、この鉄鋼石炭王は1923年10月以来、ヒットラーを強力に資金援助していた。これはティッセン自信も『私はヒットラーのパトロンだった』という自伝で書いていることだ。同書でティッセンは、ヒットラーやゲッベルスやルドルフ・ヘスとも個人的親交があったと告白している。】
The Herald-Tribune also cited unnamed sources who suggested Thyssen's U.S. "nest egg" in fact belonged to "Nazi bigwigs" including Goebbels, Hermann Goering, Heinrich Himmler, or even Hitler himself.
【『NYヘラルドトリビューン』には匿名情報源の話として、ティッセンの米国の「たくわえ」が実はゲッベルスやヘルマン・ゲーリングやハインリッヒ・ヒンムラー、さらにはヒットラーなど、「ナチスのお偉方」の所有物だという説も載せていた。】
●Business is Business
【●純粋なるビジネス】
The "bank," founded in 1924 by W. Averell Harriman on behalf of Thyssen and his Bank voor Handel en Scheepvaart N.V. of Holland, was Union Banking Corporation (UBC) of New York City. According to government documents, it was in reality a clearing house for a number of Thyssen-controlled enterprises and assets, including as many as a dozen individual businesses. UBC also bought and shipped overseas gold, steel, coal, and U.S. Treasury and war bonds. The company's activities were administered for Thyssen by a Netherlands-born, naturalized U.S. citizen named Cornelis Lievense, who served as president of UBC. Roland Harriman was chairman and Prescott Bush a managing director.
【ナチスの隠し財源とまで言われた「問題の銀行」とは、ニューヨークシティの「ユニオン銀行株式会社」(UBC)のことだ。同銀行は1924年にW・エイヴレル・ハリマンが、ティッセンとそのオランダの企業である「貿易航海銀行株式会社」の代理人として設立していた。各種の政府文書によれば、ユニオン銀行はティッセンが支配していた多くの企業や資産の手形交換所の役割を果たしていた。そうした企業のなかには、10社ほどの個人企業もあった。
ユニオン銀行は、海外からの金や鉄鋼や石炭、あるいは米国の財務省証券や戦時国債を購入し、その海運輸送を行なっていた。ティッセンの下で「頭取」としてユニオン銀行の運営管理を行なっていたのは、オランダ生まれで米国に帰化したコーネリス・リーヴェンスという人物である。そしてロウランド・ハリマンが「会長」、プレスコット・ブッシュが「社長」を名乗っていた。】
The Herald-Tribune article did not identify Bush or Harriman as executives of UBC, or Brown Brothers Harriman, in which they were partners, as UBC's private banker. A confidential FBI memo from that period suggested, without naming the Bush and Harriman families, that politically prominent individuals were about to come under official U.S. government scrutiny as Hitler's plunder of Europe continued unabated.
【『NYヘラルドトリビューン』の記事ではブッシュもハリマンもユニオン銀行の経営者だったことや、ユニオン銀行の個人銀行としてブラウン・ブラザーズ・ハリマン社がビジネスパートナーだった事実を明示していない。当時作成されたFBIの秘密メモは、ブッシュ家やハリマン家の名前を出してはいないが、欧州におけるヒットラーの略奪行為がこのまま続いて行くなら政界の有力者たちが米国政府の公式の調査対象になるだろうと書かれている。】
After the "Hitler's Angel" article was published Bush and Harriman made no attempts to divest themselves of the controversial Thyssen financial alliance, nor did they challenge the newspaper report that UBC was, in fact, a de facto Nazi front organization in the U.S.
【「ヒットラーの守護天使」を暴き立てた記事が発表されたのちも、ティッセンとのいかがわしい金融同盟からブッシュとハリマンが手を引くきざしは全くなかった。それどころか彼らは「ユニオン銀行が事実上、米国におけるナチスの偽装機関になっている」と報じた同紙を攻撃していたほどだ。】
Instead, the government documents show, Bush and his partners increased their subterfuge to try to conceal the true nature and ownership of their various businesses, particularly after the U.S. entered the war. The documents also disclose that Cornelis Lievense, Thyssen's personal appointee to oversee U.S. matters for his Rotterdam-based Bank voor Handel en Scheepvaart N.V., via UBC for nearly two decades, repeatedly denied to U.S. government investigators any knowledge of the ownership of the Netherlands bank or the role of Thyssen in it.
【ところが政府文書には、こうした態度とは裏腹にブッシュとその商売仲間は、逃げ口上を打って自分たちの事業の正体やら会社所有の事実関係を隠そうと懸命だったことが、ありありと記されている。こうした隠蔽工作は米国が参戦して顕著になったという。さらに政府文書では、ティッセンじきじきに任命され、ロッテルダムに本拠をおくティッセンの「貿易航海銀行株式会社」の米国案件を管理する番頭役として20年間にわたってユニオン銀行の経営を行なってきたコーネリス・リーヴェンスが、米国政府の捜査官に対してオランダの貿易航海銀行のこともその銀行にティッセンが関与していることも知らないと繰り返し否認を続けていたことも、はっきりと記述してある。】
UBC's original group of business associates included George Herbert Walker, who had a relationship with the Harriman family that began in 1919. In 1922, Walker and W. Averell Harriman traveled to Berlin to set up the German branch of their banking and investment operations, which were largely based on critical war resources such as steel and coal.
【ジョージ・ハーバート・ウォーカーもユニオン銀行創設以来の経営仲間だったが、彼は1919年以来、ハリソン家とつながりを持っていた。1922年にウォーカーとW・エイヴレル・ハリマンはベルリンに行き、自分たちの金融投資会社のドイツ支店を開設した。この会社はもっぱら鉄鋼や石炭などの重要軍需物資によるカネ儲けを狙っていた。】
The Walker-Harriman-created German industrial alliance also included partnership with another German titan who supported Hitler's rise, Friedrich Flick, who partnered with Thyssen in the German Steel Trust that forged the Nazi war machine. For his role in using slave labor and his own steel, coal and arms resources to build Hitler's war effort, Flick was convicted at the Nuremberg trials and sentenced to seven years in prison.
【ウォーカーとハリマンがドイツに設立した共同会社には、ヒットラーの勃興を支えたもうひとりのドイツ人大立役者であるフリードリッヒ・フリックが共同経営者として参加していた。そしてフリックは、ティッセンと共にドイツ合同製鋼を経営していた。合同製鋼はナチスを“戦争機械”に育て上げた巨大企業である。フリックは自らが所有する鉄鋼・石炭・軍事資源と奴隷労働を使ってヒットラーの戦争を支えた。この行為により、戦後はニュルンベルク裁判で有罪判決を受け、懲役7年の刑が言い渡されている。】
●The Family Business
【●ファミリービジネス】
In 1926, after Prescott Bush had married Walker's daughter, Dorothy, Walker brought Bush in as a vice president of the private banking and investment firm of W.A. Harriman & Co., also located in New York. Bush became a partner in the firm that later became Brown Brothers Harriman and the largest private investment bank in the world. Eventually, Bush became a director of and stockholder in UBC.
【プレスコット・ブッシュはウォーカーの娘であるドロシーと結婚し、1926年にウォーカーはブッシュを民間金融投資会社W・A・ハリマン商会の副社長に据えた。この会社もやはりニューヨークに本拠を置いていた。ブッシュはのちに世界最大の民間投資銀行に成長したブラウン・ブラザーズ・ハリマン社の共同経営者になり、最終的にはユニオン銀行の社長になって同銀行の株式を所有するわけである。】
However, the government documents note that Bush, Harriman, Lievense and the other UBC stockholders were in fact "nominees," or phantom shareholders, for Thyssen and his Holland bank, meaning that they acted at the direct behest of their German client.
【ただし政府文書によれば、ブッシュもハリマンもリーヴェンスも他のユニオン銀行の株主たちも、実際にはティッセンとそのオランダの銀行の身代わりに「名義人」すなわち“幽霊株主”をしていただけだという。つまり彼らはドイツの上客の命令で動いていたわけだ。】
●Seized
【●ユニオン銀行は差し押さえられた】
On October 20, 1942, under authority of the Trading with the Enemy Act, the U.S. Congress seized UBC and liquidated its assets after the war. The seizure is confirmed by Vesting Order No. 248 in the U.S. Office of the Alien Property Custodian and signed by U.S. Alien Property Custodian Leo T. Crowley.
【1942年10月20日、「対敵通商法」の定めにもとづき米国議会はユニオン銀行を差し押さえ、戦後には資産を精算した。この差し押さえは外国資産管理局の資産帰属命令・第248号によって承認され、合衆国外国資産管理官レオ・T・クロウリーがこの命令書に署名していた。】
In August, under the same authority, Congress had seized the first of the Bush-Harriman-managed Thyssen entities, Hamburg-American Line, under Vesting Order No. 126, also signed by Crowley. Eight days after the seizure of UBC, Congress invoked the Trading with the Enemy Act again to take control of two more Bush-Harriman-Thyssen businesses - Holland-American Trading Corp. (Vesting Order No. 261) and Seamless Steel Equipment Corp (Vesting Order No. 259). In November, Congress seized the Nazi interests in Silesian-American Corporation, which allegedly profited from slave labor at Auschwitz via a partnership with I.G. Farben, Hitler's third major industrial patron and partner in the infrastructure of the Third Reich.
【その2ヵ月前、議会はやはり「対敵通商法」にもとづき、ブッシュとハリマンが共同経営していたティッセンの企業である「ハンブルク・アメリカン運輸会社」を差し押さえていた。これはクローリー管理官の署名が記された資産帰属命令・第126号で承認されていた。
また、ユニオン銀行の差し押さえが実施された8日後にも議会は「対敵通商法」を根拠に、ブッシュとハリマンとティッセンの共同経営企業2社――「オランダ・アメリカン交易株式会社」(資産帰属命令・第261号)と「継目無し鋼材株式会社」(資産帰属命令・第259号)――を差し押さえている。
同年11月には議会は「シレジアン・アメリカン株式会社」のナチス資産を差し押さえたが、同社はI・G・ファルベン社と共同で、アウシュヴィッツ強制収容所でに奴隷労働によって利益を得ていたという。I・G・ファルベン社は産業界においてヒットラーの三番目に大きな後援者であり第三帝国の経済産業基盤をナチスとともに作り上げた企業だ。】
The documents from the Archives also show that the Bushes and Harrimans shipped valuable U.S. assets, including gold, coal, steel and U.S. Treasury and war bonds, to their foreign clients overseas as Hitler geared up for his 1939 invasion of Poland, the event that sparked World War II.
【公文書資料館に保存されていた文書からも、ヒットラーが戦争準備を進め第二次大戦の発端となるポーランド侵攻を行なった1939年当時に、ブッシュとハリマンが金・石炭・鉄鋼・米国財務省証券・米国戦時国債などの価値ある米国資産を海運輸送で海外の顧客に送っていたという事実が、はっきりと記されている。】
●That's One Way to Put It
【●通り一遍の報道】
Following the Congressional seizures of UBC and the other four Bush-Harriman-Thyssen enterprises, The New York Times reported on December 16, 1944, in a brief story on page 25, that UBC had "received authority to change its principal place of business to 120 Broadway." The Times story did not report that UBC had been seized by the U.S. government or that the new address was the U.S. Office of the Alien Property Custodian. The story also neglected to mention that the other UBC-related businesses had also been seized by Congress.
【ブッシュとハリマンとティッセンが共同経営していたユニオン銀行と他の4つの企業が差し押さえられてから、ずいぶんと年月が経過した1944年の12月16日になって、ようやく『ニューヨーク・タイムズ』が25頁というまったく目立たぬ場所に、ほんのわずかな記事を載せた。
しかもそれはユニオン銀行が「事業本拠地をブロードウェイ120番地に移転する許可を受けた」という記事にすぎず、同銀行がすでに米国戦争府に差し押さえられたことや、新たな「本拠地」というのが外国資産管理局の所在地だという事実はひとことも報じられなかった。ユニオン銀行以外の周辺企業も議会に差し押さえられていたのに、そのことについても『ニューヨーク・タイムズ』はまったく触れていない。】
●Still No Story?
【●いまだにマスコミはなぜか沈黙を守っている】
Since then, the information has not appeared in any U.S. news coverage of any Bush political campaign, nor has it been included in any of the major Bush family biographies. It was, however, covered extensively in George H.W. Bush: The Unauthorized Biography, by Webster Tarpley and Anton Chaitkin. Chaitkin's father served as an attorney in the 1940s for some of the victims of the Bush-Harriman-Thyssen businesses.
【こうして『ニューヨーク・タイムズ』に短報が出たっきりで、以来、ブッシュ家の顔ぶれが選挙に出たことが幾度もあったのに米国のニュースではこの件は全く報じられなかったし、ブッシュ家のことを描いた主な伝記類もこの件はまったく触れずにきた。
ただし『ジョージ・H・W・ブッシュ:非公式伝記』(ウェブスター・タープリー&アントン・チェイトキン著)は、この件を詳しく伝えている。チェイトキンの父親は1940年代に弁護士をしていて、ブッシュ・ハリマン・ティッセンの共同会社の被害者たちの仕事を手がけていたのである。】
The book gave a detailed, accurate accounting of the Bush family's long Nazi affiliation, but no mainstream U.S. media entity reported on or even investigated the allegations, despite careful documentation by the authors. Major booksellers declined to distribute the book, which was dismissed by Bush supporters as biased and untrue. Its authors struggled even to be reviewed in reputable newspapers. That the book was published by a Lyndon LaRouche's organization undoubtedly made it easier to dismiss, but does not change the facts.
【この『非公式伝記』はブッシュ家がナチスと提携関係にあった事実を詳細かつ正確に解説している。タープリーとチェイトキンは入念な資料調査でこれを書き上げたのだが、米国の主流報道機関は同書の記述を報じることもなかったし、調べようともしなかった。大手書店はいずれも同書の販売を拒否した。ブッシュの支持者たちがこの本を「偏った内容でウソが書いてある」と非難したからである。タープリーとチェイトキンは有名新聞に書評をしてもらおうと奮闘したが、リンドン・ラルーシュが率いる組織が発行元だったので、すげなく拒否された。……しかし、版元がどこであれ、事実は事実である。】
The essence of the story been posted for years on various Internet sites, including BuzzFlash.com and TakeBackTheMedia.com, but no online media seem to have independently confirmed it.
【ブッシュ家がナチスと提携していたことは、何年もまえからさまざまなインターネットのサイトに掲載されてきた。たとえば「BuzzFlash.com」や「TakeBackTheMedia.com」などである。だがオンライン・メディアでこの事実を独自に確認したものは、皆無のようである。】
Likewise, the mainstream media have apparently made no attempt since World War II to either verify or disprove the allegations of Nazi collaboration against the Bush family. Instead, they have attempted to dismiss or discredit such Internet sites or "unauthorized" books without any journalistic inquiry or research into their veracity.
【オンライン・メディアだけでなく、主流派のマスコミだって第二次大戦以来、ブッシュ家がナチスと提携していたという訴えを立証することも論破することも全く試みてこなかったことは歴然としている。それどころか、こうしたインターネット・サイトや「非公式」書籍を、なんらジャーナリストらしい調査や真相究明作業を行なわぬままに放逐したり信用失墜しようと試みてきたのである。】
●Loyal Defenders
【ブッシュをかばう忠臣メディアたち】
The National Review ran an essay on September 1 by their White House correspondent Byron York, entitled "Annals of Bush-Hating." It begins mockingly: "Are you aware of the murderous history of George W. Bush - indeed, of the entire Bush family? Are you aware of the president's Nazi sympathies? His crimes against humanity? And do you know, by the way, that George W. Bush is a certifiable moron?" York goes on to discredit the "Bush is a moron" IQ hoax, but fails to disprove the Nazi connection.
【『ナショナル・レヴュー』誌は今年の9月1日号にホワイトハウス担当記者バイロン・ヨークの雑感記事を載せた。そのタイトルは「ブッシュ嫌いの年代記」。出だしはこんな具合のおふざけ口調だ――「ジョージ・W・ブッシュの……いやいやブッシュ家そのものの血にまみれた歴史をご存じか? 大統領のナチスびいきをご存じか? 彼の人類に対する罪業をご存じか? ついでにといっちゃなんだが、ジョージ・W・ブッシュが札付きの精神薄弱者だってことをご存じか?」 かくしてヨーク記者は「ブッシュは精薄社」だという話を“知能指数をからめたデッチ上げのウソ”だとこきおろす。だが彼とてブッシュがナチスと手を結んでいた件につちえは論破できなかったのである。】
The more liberal Boston Globe ran a column September 29 by Reason magazine's Cathy Young in which she referred to "Bush-o-phobes on the Internet" who "repeat preposterous claims about the Bush family's alleged Nazi connections."
【もっとリベラルな『ボストン・グロウブ』紙だって、9月29日付けの紙面に載った『リーズン』誌記者キャシー・ヤング執筆のコラムが、「インターネットにはブッシュ恐怖症患者」が蔓延しており、そうした患者は「ブッシュ家がナチスと結びついていたという馬鹿げた主張を繰り返している」と書いていた。】
●Poles Tackle the Topic
【ポーランドのメディアがこの話題に取り組んだ】
Newsweek Polska, the magazine's Polish edition, published a short piece on the "Bush Nazi past" in its March 5, 2003 edition. The item reported that "the Bush family reaped rewards from the forced-labor prisoners in the Auschwitz concentration camp," according to a copyrighted English-language translation from Scoop Media (www.scoop.co.nz). The story also reported the seizure of the various Bush-Harriman-Thyssen businesses.
【『ニューズウィーク・ポーランド版』は2003年3月5日号に「ブッシュとナチスの過去」についての短い記事を載せた。ニュージーランドの『スクープ』( http://www.scoop.co.nz )が著作権許諾を得てこの記事の英訳を掲載したが、それによればポーランドの『ニューズウィーク』は「ブッシュ家はアウシュヴィッツ強制収容所で展開された囚人たちの強制労働から収獲を吸い上げていた」と書いていた。この記事では、ブッシュとハリマンとティッセンのさまざまな共同会社が米国政府に差し押さえられた事実についても報じている。】
●Still Not Interested
【米国メディアはいまだ“あっしには関わりのないことでごゼエやす……”】
Major U.S. media outlets, including ABC News, NBC News, The New York Times, Washington Post, Washington Times, Los Angeles Times and Miami Herald, have repeatedly declined to investigate the story when information regarding discovery of the documents was presented to them beginning Friday, August 29. Newsweek U.S. correspondent Michael Isikoff, famous for his reporting of big scoops during the Clinton-Lewinsky sexual affair of the 1990s, declined twice to accept an exclusive story based on the documents from the archives.
【ブッシュとナチスの腐れ縁を記した政府文書が見つかった、という情報は8月29日(金曜日)の朝にマスコミ界にもたらされた。だが『ABCニューズ』『NBCニューズ』『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ワシントン・タイムズ』『ロサンジェルス・タイムズ』『マイアミ・ヘラルド』など、米国の大手報道機関はいずれも調査取材を繰り返し拒否したのである。『ニューズウィーク』のマイケル・イシコフ記者は90年代のクリントン大統領とルインスキー嬢との不倫事件のときには数々の大型スクープを飛ばしてきたジャーナリストなのだが、彼も国立校文書館の所蔵資料をもとにした独占記事を書かないかという提案を二度にわたって拒否したという。】
●Aftermath
【戦いすんで……】
After the seizures of the various businesses they oversaw with Cornelis Lievense and his German partners, the U.S. government quietly settled with Bush, Harriman and others after the war. Bush and Harriman each received $1.5 million in cash as compensation for their seized business assets.
【コーネリス・リーヴェンスとそのドイツ人仲間が番頭役をしていた数々の企業を差し押さえたのち、米国政府はブッシュやハリマンらと戦後こっそり和解していた。ブッシュとハリマンは企業資産差し押さえへの賠償金として、それぞれ150万ドルを現金で受け取ったのである。】
In 1952, Prescott Bush was elected to the U.S. Senate, with no press accounts about his well-concealed Nazi past. There is no record of any U.S. press coverage of the Bush-Nazi connection during any political campaigns conducted by George Herbert Walker Bush, Jeb Bush, or George W. Bush, with the exception of a brief mention in an unrelated story in the Sarasota Herald Tribune in November 2000 and a brief but inaccurate account in The Boston Globe in 2001.
【1952年にプレスコット・ブッシュは連邦上院議員に選出されたが、この時、彼がナチスに関与していたという“隠された過去”について報じたメディアはひとつもなかった。その後、ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュも、ジェブ・ブッシュも、そしてジョージ・W・ブッシュも様々な選挙に立ったわけだが、そのたびごとに行なわれた選挙戦関連報道の記事を調べても、ブッシュとナチスとの腐れ縁を米国のメディアが報じた記録はまったくないのだ。もっとも、2000年11月のフロリダ州の『サラソタ・ヘラルド・トリビューン』が全然関係のない記事でこの件にひとこと触れていたり、2001年に『ボストン・グロウブ』がごく短い不正確な記事を載せたという例外はあったけれども……。】
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John Buchanan is a journalist and investigative reporter with 33 years of experience in New York, Los Angeles, Washington and Miami. His work has appeared in more than 50 newspapers, magazines and books. He can be reached by e-mail at: jtwg@bellsouth.net.
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●上記の記事のなかで言及されていますが、
『ニューズウィーク・ポーランド版』(2003年3月5日号)が報じた
「ブッシュとナチス」の英語訳も紹介しておきます。
(ニュージーランドの『スクープ』に6月9日に掲載されたもの)
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http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0306/S00055.htm
Translation Of Newsweek Article On Bush Nazi Ties
Monday, 9 June 2003, 2:28 pm
Article: The Scoop Editor
NOTE: The following is a translation of the Polish Newsweek article linked to by Scoop last week. A big thankyou to Scoop readers Luke and Mateusz for providing the translations. -- The Scoop Editor
Translation from the Polish of the Newsweek article on Prescott
Bush and the Nazis
【下記の「ブッシュとナチス」は、『ニューズウィーク・ポーランド版』に載ったプレスコット・ブッシュとナチスに関する記事の英語訳である。】
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"The Bush family reaped rewards from the forced labour prisoners in the Auschwitz concentration camp. Prescott Bush, the grandfather of the US president George W bush, during WW2 had financial links with the nazis, thanks to whom he made his fortune as a banker.
【ブッシュ家は、アウシュヴィッツ強制収容所で展開された囚人たちの強制労働から収獲を吸い上げていた。米国大統領ジョージ・W・ブッシュの祖父であるプレスコット・ブッシュは、第二次大戦当時、ナチスと金融面でつながっていた。ナチスのおかげで、プレスコットは銀行家として富を築くことが出来たのだ。】
Prescott Bush was a director and shareholder of the United Banking Corporation, which acquired from the nazi industrialist Fritz Thyssen, the Consolidate Silesian Steel Corporation, where prisoners from Auschwitz worked.
【プレスコット・ブッシュは「ユナイテッド・バンキング株式会社」(訳注:正しくは「ユニオン」)の社長であり株主だった。この銀行はナチスの産業資本家フリッツ・ティッセンからシレジアン合同製鉄株式会社を取得し、そこでアウシュヴィッツ強制収容所の囚人を働かせていた。】
During the summer in 1942, this was reported in the American press and the US government examined the books of UBC. On the 20th of October, the government commenced action against the company under the trading with the enemy act (sic) which Franklin D. Roosevelt enacted a week after the attack on Pearl Harbor in December 1941.
【1942年の夏に米国の新聞がブッシュとナチスのこうした腐れ縁を報じるところとなり、米国政府がUBC銀行の会計監査に乗り出した。10月20日には政府が同銀行に「敵との交易法」(原文のママ)にもとづく処分を出した。この法律は、1941年12月の真珠湾攻撃から一週間後にフランクリン・ローズヴェルト大統領が制定したものである。】
The company could continue to function under the limitations that it’s functions would not result in any help being given to the Nazis. Only in 1943, Prescott Bush distanced himself from UBC and had even engaged in the collection of funds for the victims of the war in his role as president of the National War Fund."
【この銀行は「ナチスへの支援に結びつく活動を行なってはならない」という条件付きで営業維持が許された。1943年になってプレスコット・ブッシュは同銀行から距離を置くようになったが、全米戦争基金の総裁として戦争被害者からの金集めはその後も続けたのである。】
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Another translation has been provided by Scoop reader Mateusz.
【『スクープ』読者のマティウス氏による、もうひとつの英訳(以下略)】
"The Bush family made a profit from the Auschwitz prisoners’ slave labour. Prescott Sheldon Bush, ‘Dubya’s’ grandfather, had tight financial connections with the Nazis, thanks to which he multiplied the family’s fortune as a banker.
Prescott Bush was an executive and shareholder of the United Banking Corporation, which bought the Consolidated Silesian Steel Corporation from the Nazi industrialist Fritz Thyssen, who had been employing prisoners from nearby Auschwitz.
In the summer of 1942, the case was made public by the American press, which lead to the investigation of the financial records of UBC by the government.
On the 20th of October that year the authorities took over the company’s shares on the basis of an enemy trade act, which President Franklin D. Roosevelt had signed one week after the attack on Pearl Harbour in December 1941.
The corporation could still operate, but only if its actions would not in any way benefit the Nazis. Prescott Bush pulled out of the UBC as late as 1943 and for a period of time committed himself to fundraising for the casualties of war as CEO of the National War Fund. "
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To view the original see…
http://newsweek.redakcja.pl/archiwum/artykul.asp?Watek=7159&WatekStr=1&Artykul=4903
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