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(回答先: 〈論調〉 対話の裏で危険な軍事行動 [朝鮮新報 2007.12.22] 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 12 月 22 日 20:48:24)
http://www.chosunonline.com/article/20071222000030
北のアルミ管サンプルからウラン検出=WP紙
米ワシントン・ポスト紙が21日報じたところによると、最近北朝鮮を訪問した米国の科学者らが、北朝鮮側により提供されたアルミニウム管からウランの痕跡を検出したという。
米国側はこれまで、北朝鮮側が輸入したアルミ管でウラン濃縮用遠心分離機を製造したと推定してきたが、北朝鮮はウラン濃縮プログラム(UEP)自体を否認していた。しかしワシントン・ポスト紙は、北朝鮮が「在来型の武器用」と称しサンプルとして提供したアルミ管からウランの痕跡が発見されたことにより、「UEPは存在しないという北朝鮮側の主張とは矛盾するとみられる」と報じた。
米国は、北朝鮮がウラン濃縮に必要な遠心分離機を製作するため、ロシアからアルミ管150トンを輸入したことを把握している。ウランは濃縮の程度によって、原子力発電の燃料のみならず核弾頭の原料としても使用される。従って、ウランの痕跡が採取されたということは、北朝鮮が年末までに提供するしている核開発プログラムの申告書にUEPなどを含めなければならない、という米国側の要求の強い根拠として作用し得る。
現在、米国務省のソン・キム韓国課長は北朝鮮に滞在し、北朝鮮側が申告すべき核開発プログラム一覧の作成について協議している。ワシントン・ポスト紙は、「現在進行中の対北朝鮮交渉に悪影響を及ぼすことを憂慮した米国の高位当局者が、こうしたウラン採取の事実について口をつぐんでいた」と報じている。
ただし今回発見されたウランの痕跡は、北朝鮮内でのUEP稼動によるものではなく、北朝鮮側に核技術・核装備を移転したパキスタンなど他国から入ってきたものである可能性も排除できない。
元国連査察官のデビット・オルブライト氏はワシントン・ポスト紙とのインタビューで、国際原子力機関(IAEA)が2003年にイランの核施設から濃縮ウランを検出したが、これはイランが製造したものではなく、パキスタンから輸入したUEP装備に残っていたものだったと判断した例があると語った。従って今回検出されたウランの痕跡も、パキスタン側が過去に北朝鮮に提供したUEP装備に残っていたものである可能性もある、と同紙は指摘している。
ワシントン=崔宇ル(チェ・ウソク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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