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(回答先: 決戦は大晦日 投稿者 姉葉大作 日時 2007 年 12 月 20 日 23:37:44)
先週日曜日にサンフランシスコのユニオン・スクウェアーで20人ばかりの主に白人の男性達がロン・ポールと書いたプラカードを持って立っていた。寄付金でも集めているのかと思ってみていたところ、中には道行く人に積極的に話しかける人もいたが、ほとんどは黙ってプラカードだけを掲げているという感じだった(公共の場で大声をあげるには役所の許可が必要だから、黙っていたのだろうか)。
私は「ロン・ポールは銃規制には反対で、全米ライフル協会がバック・アップしていると言われているが、あなたも銃規制には反対なのか。また国民全てに与える保険にも彼は反対しているが」とたずねたら、ちょっと苦笑いをして、「自分も護衛用の小型銃は持っているが、それはハードな質問だ。ここは保守的な南部ではなく、アメリカで一番リベラルだといわれているサンフランシスコだ。銃規制や妊娠中絶、国民全てに与える保険に反対というのも何だか保守的でここの風土には合わない感じもするが、自分がロン・ポールを支持するのは、連邦準備制度をなくせといっていることや所得税の廃止といったスローガンに共感しているからだ」といった。
クリスマスの買い物をそのそばのデパートでして、2時間後ぐらいにまたそこへ戻った時にはもう彼等はいなかった。多分、休日だけああやってプラカードを持ってたっているのだろうと思った。
彼は主としてインターネットを使って、多額の寄付金を集めているようだが、リべタリアンにも右派と左派があるようだ。彼のいっていることは大変興味深いものも多いが、完全に自由経済というのもゼロからスタートしなければならないマイノリティーの貧困層にとってはハードなものではないのだろうかとも思ってみたりもする。