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http://www.nichibeitimes.com/colj/ame111507a.htm
ワタダ中尉の軍法会議、差し止めへ
黙秘権認め、暫定的に連邦地裁が決定
地元紙はワタダ勝利と報道
(11月15日掲載)イラク出兵を拒否したハワイ州ホノルル出身の日系3世アーレン・ワタダ中尉の2回目の軍法会議をめぐってワシントン州シアトル連邦地裁は11月8日、中尉の憲法上の権利が犯されると判断、米陸軍に対して暫定的差し止め命令を出した。シアトルタイムズ紙は、従軍拒否した陸軍士官の勝利と報じている。
暫定的差し止め命令を決定したベンジャミン・セトル判事は、中尉の2度目の審理は、同じ容疑で再び裁判をすることを禁ずる刑事訴訟の原則「一事不再理」を破る可能性が高いと判断。また、判事は、軍隊に仕える兵士にも黙秘権があるため、中尉の裁判を民事裁判で審理できないと述べている。
ワタダ中尉の弁護団は、判事の差し止め命令が最終的になることに期待をみせ、「これはものすごい勝利だ。しかし、まだ終わってはいない」と話している。
これに対し、中尉に懲役6年を求刑したい米陸軍側は、差し止め命令を決断した詳細を明らかにするように連邦地裁に依頼している。
ワタダ中尉は、イラク戦争は「違法な戦争」と発言し、昨年6月中旬にイラク派遣命令を拒否した。また、ブッシュ大統領を批判し上官侮辱罪などの4つの罪に問われていた。2月初旬に始まった1回目の審理は、公判に必要な合意書は中尉の意志に反して作られたと判断され、無効になった。
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