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http://www.amakiblog.com/archives/2007/12/20/#000632
2007年12月20日
そろそろ日本の政治家も9.11の真相を追究すべき時ではないか
読者の中には、私のブログで是非とも取り上げてもらいたいと、様々なテーマとそれに関連する情報を送ってくる者がいる。
それらの多くは貴重なものであり、勉強になるものである。しかし私はこれまでその要望に応える事をしなかった。
その最大の理由は、私には自分の関心事を書き続ける事で精一杯で、とても他人の関心事について、調べ、書く余裕がないからである。
このブログは公共のものではない。一私人の独断と偏見に基づいた放言ブログである。良くも悪くも私と言う一私人がその全人格を投影させて書いている、こよなく個人的なものである。他人の関心事まで書いてしまうと、ブログの性格や運営方法を大きく変化させなければならない。私にはその気はない。
しかし読者からいただく助言や情報は貴重なものがあり、大いに助けられている。そしてその中から、どうしてもブログで書いておかなければならないと思うテーマもある。今日のブログがそれである。
9・11が米国やイスラエルの陰謀であるという説が当初より世界中で囁かれてきた。確かにそれらの情報を読んでみると、あまりにも多くの疑問点があの同時多発テロ事件にはつきまとう。個人的には陰謀は大いにありうる事だと思っている。
陰謀説を唱え、その真相を突き止めるために活動している人達に私は敬意を表するものである。もし9.11が陰謀であったなら、これまでのあらゆる議論が一変し、日本の対米従属政策が完全に破綻する。何とか真相が突き止められないかと思う。
しかし私は自分自身がこの問題を追及する事はしてこなかった。それは一つには、たとえそれが真実であったとしても、ブッシュ政権や日本政府は決してそれを認めないと思うからであり、それでも陰謀説を主張して真相究明を求めるならば、常軌を逸した奴という烙印を押されたり、不測の事態に巻き込まれるおそれがあると思うからである。
そんな中で、読者の一人が、イタリアのコシガ元大統領が最近のイタリアの新聞で「9・11事件は米国政府の内部反抗だ」と発言した事を、週刊金曜日の記事を添付して教えてくれた。(www/kinyobi.co.jp/pages/vol683/antenna)
そういえば確かこのニュースは既に大手新聞でも小さく報じられており、私もそれを読んだ記憶がある。しかしここまでコシガ大統領が話していたとは知らなかった。
いくら現職を退いたからと言っても、コシガ大統領は85年から92年までイタリアの大統領を務めたほどの人物である。しかも92年に辞任した経緯が、ボローニア駅爆破事件に自分も関与していた事を認め、その責任をとって辞職したという筋金入りの告発者である。
因みにボローニア駅爆破事件とは、80年のボローニア駅で起こった無差別テロ事件であり、未だに真相は明らかにされていないが、当時のアンドレオッティ首相が、米国とNATOが操っていた謀略活動の存在を認め、ボローニア駅爆破事件もイタリアの右翼集団を使った反共謀略であった事を暴露した事件である。
コシガ元大統領は「コリエル・デラ・セラ」紙上で次のように話したという。
・・・欧米のすべての諜報機関は知っている。9・11はアラブ諸国に非難を差し向けさせ、アフガンとイラクの戦争に西側を参加させるために、米CIAとイスラエルのモサドによって計画され、実行された事を・・・
9・11には、レーダーやスクランブルの担当者の中に工作員を侵入させるなど、高度の専門家が動員されていた・・・
イタリアの元大統領がここまで話しているのである。それにもかかわらずこの発言が大きく報じられる事はない。その事がますます9・11陰謀説を強めさせている。日本の政治家もそろそろ本格的にこの問題を追及したらどうか。