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ＣＩＡの水責め尋問禁止 米下院可決、大統領は反対
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007121401000131.html
【ワシントン１３日共同】米下院（定数４３５）は１３日の本会議で、米中央情報局（ＣＩＡ）がテロ容疑者らに大量の水を注ぎ、自白を迫る「水責め尋問」を行うことを禁止する条項を盛り込んだ法案を、賛成２２２、反対１９９で可決、上院に送った。ブッシュ大統領は拒否権行使を警告している。
ＣＩＡは国際テロ組織アルカイダ幹部らの尋問を撮影したビデオテープを２００５年に廃棄、拷問の隠ぺいが目的だったとの疑惑が浮上している。下院で多数派の民主党は「水責め尋問」が「拷問」に相当するとの立場から法案に賛成した。
可決されたのは０８会計年度（０７年１０月−０８年９月）の情報活動の大枠を定める情報権限法案。同法案は、「水責め尋問」を含む過酷な取り調べを禁じた米陸軍の尋問指針を順守するようＣＩＡに求めている。
「テロとの戦い」を進める政権側は、法案が成立すれば「合法的尋問」が制限されるとして反対している。
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