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ロックフェラー批判を行う、ロックフェラー腹心の部下達【オルタナティブ通信】
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ロックフェラーのような多国籍企業の経営者は、当然、WTOのような世界自由貿易の推進者となる。政治的には、各国で保守政党がその推進の担い手となる。
保守政党と対立する社会民主主義的な政策を掲げる政党は、多国籍企業に一定の規制を行い、課税し、その税収で社会福祉、貧困層への援助政策を掲げる。米国の2大政党政治では、リベラル派の民主党が、この路線に近い。
しかし、ロックフェラーは、この民主党の強い支援者である。ロックフェラー一族から副大統領が出た時も、民主党の副大統領であった。
保守政党の共和党、リベラルの民主党、どちらが政権を取ってもロックフェラー。そこに、2大政党政治の本当の目的が、ある。
ここにはキリスト教の神学から来た、哲学者ヘーゲルの弁証法、正-反-合の法則が貫かれている。正と反、2つの対立する政党が、裏側で1つの勢力=ロックフェラーによりコントロールされ、合一されている。これが、正-反-合の法則である。
ロックフェラーを強く批判する人間達が、実は、ロックフェラーの直属の部下である。ロックフェラーの強力な敵がロックフェラーを倒し、支配権を握っても、その敵対勢力がロックフェラーの部下であれば、ロックフェラーの世界支配は、未来永劫安全である。
これが、「支配者の帝王学」である。
ロックフェラーを激しく非難する者の中に居る、ロックフェラーの部下の存在を見抜くには、どうしたら良いか。
ロックフェラーを非難しながら、常にマスコミの前面で活躍し、抹殺されずに居る人物達。本当の敵であれば、暗殺されたロシアの女性ジャーナリストのような運命に遭う。
マスコミでの反ロックフェラー・ビジネスで、一定の収入と社会的地位を得ている人間達が、このロックフェラーの腹心の部下達である。
ロックフェラーの本当の弱点を指摘する者は、決してマスコミには「出させてもらえない」。支配者としては、それが当然である。
反ロックフェラーを掲げるロックフェラーの腹心の部下達は、巧みな情報操作を行い、批判をロックフェラーから別の方向に誘導する。
ロックフェラーを操っているのは、CFR外交問題評議会だ、ビルダーバーグ会議だ、フリーメーソンだ、イルミナティだ、と非難の矛先を他に反らす。
所在の不明な秘密結社が「本丸」であれば、どこに非難を向ければ良いのか、誰にも分からなくなる。
ロックフェラーは、非難の対象の「脇」にズレテ行く。
世の中を変え、良くしようと考える人達が、ロックフェラー企業のビジネスを精密に研究、調査する事を止め、秘密結社について書かれた古文書の研究に向かう。
これで、ロックフェラーは安泰である。これが、情報操作である。
もう1つの情報操作がある。ロックフェラー腹心の部下は言う。
「米国が日本を支配しようとしている、その中心は、ロックフェラーである・・日本は『欧米かぶれ』を止め、日本民族の源流に帰り、天皇の下に結集し、米国に対抗しよう」。
このような情報操作が行われる。天皇がロックフェラーの部下であった歴史は、「無かった事」にされる。
日本の伝統文化だけは、世界で唯一、イルミナティ?に汚されていない・・だから日本が、世界を変革する拠点になる・・等の、デマが流される。
日本だけは汚されていないで欲しい、という希望=夢が、現実に「日本だけは汚されていない」という断言に「ズレ込む」。自分の希望=夢と現実を取り違える。
敵は、ロックフェラーから所在不明な秘密結社へと、「争点ズラシ」の情報操作が行われ、自分で闘うのではなく、天皇や日本の伝統に「お願い」する形に情報操作される。
自分で闘わず、闘う代わりに、靖国神社にお祈りに行ったり、神道の研究をしたりする事になる。
水俣病患者を見殺しにする厚生労働省に抗議し、その背後に居るロックフェラーのモンサント社に抗議し、その活動を監視するのではなく、山伏の姿で飛騨高山を歩き回り、滝に打たれ、日本人の源流に目覚める修行をする事になる。
ロックフェラーの企業活動を監視したり裁判に持ち込まれるより、山伏の姿で皆が野山を歩き回ってくれれば、ロックフェラーは安泰である。
ロックフェラー批判を「商売」にしている、ロックフェラー腹心の部下が誰であるか、明白である。