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【オルタナティブ通信】
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2007年11月27日
イスラエルの、我が祖国・中国
1900年、アメリカの西海岸と東海岸を結ぶ、アメリカ横断鉄道が完成する。アメリカ国内の全ての農産物、工業製品、原油、ガソリンが、この鉄道によって米国国内全域に豊かに流通し始める。名目だけでなく実態として、この年にアメリカの国家としての「統一」が完成する。
現在でも、米国の電力の70%が、この鉄道によって運ばれる石炭の火力発電によって産み出されている。文字通り、アメリカの全産業の基盤=電力が、この鉄道によって支えられている。
この鉄道は、2つの家族により2分され経営されている。アメリカの全産業の基盤を、たった2つの家族が支配している。モルガン一族のモルガン銀行、ブッシュ大統領一族のハリマン銀行である。
そして、モルガン銀行、ハリマン銀行の事実上のボスが、ロックフェラーである。アメリカ合衆国とは、ロックフェラー帝国である。
金融業に「のみ」強く新たな技術開発には鈍感なモルガン一族より、ロックフェラーは、技術開発部門と軍事産業等に強いブッシュ一族を優遇して来た。
親子2代に渡り大統領を産み出すブッシュ一族の権力の源泉は、鉄道の支配とロックフェラーによる恩恵、そこにある。
このアメリカ大陸横断鉄道は、中国から「輸入」されるクーリーと呼ばれる奴隷によって建設された。
鉄道業者ブッシュ一族は、中国からの「奴隷輸入」により財産を作った、奴隷貿易業者であった。
鉄道建設という厳しい重労働を行うクーリーは、塩と麻薬=アヘン無しには働かなかった。
鉄道業者は、奴隷だけでなく、麻薬=アヘン密輸業者で無くては「勤まらなかった」。
ブッシュ大統領一族は、奴隷貿易と麻薬の密輸で財産を形成した。
アメリカ建国は、中国人奴隷とアヘンによって「成し遂げ」られた。
アメリカにおけるアヘン密輸を独占してきたラッセル・カンパニーは、ブッシュ大統領一族、ルーズベルト大統領一族、タフト大統領一族、ケネディ大統領一族、クーリッジ大統領一族、ロックフェラー一族によって経営されて来た。
合衆国大統領の権力の源泉が麻薬密売であった事実が、ここに明らかになる。
ブッシュ一族の経営するラッセル社の麻薬・アヘンの主な輸出先は、中国であった。
英国のアヘン密輸企業ジャーディン・マセソンは、インド産アヘンを扱い、米国ラッセル社は、トルコ産アヘンを扱っていた。
中国に到着した英米のアヘンの密輸船は、ブッシュ一族のラッセル社の下部組織である、赤パン、青パンと呼ばれる中国マフィアにアヘンを渡し、マフィアの手によって中国全土に麻薬を流通させて来た。
この中国マフィア、赤パン、青パンは、元々は、中国全土に塩を専売・流通させる流通業者であり、その独占的な利権の上にマフィア組織を形成して来た。ブッシュ一族の手により、塩のパイプラインにアヘンが流し込まれた。米国の鉄道建設に従事した中国人奴隷クーリーが、塩とアヘンを必需品とした事が想起される。
米国のブッシュ一族による鉄道建設に労働力として奴隷クーリーを供給したのが、中国大陸におけるブッシュ一族の部下、赤パン、青パンというマフィア組織であった。
中国マフィアの手により、アメリカの「国家統一」が成し遂げられた。
2007年現在、ロックフェラーのアジア進出に対し、この中国マフィアが、中国の民族主義、アジア民族主義に基づき、ロックフェラー一族、あるいはイルミナティなどと言う組織に対し敵対政策を取っている等と、デマ宣伝を行う評論家が居る。元々、ロックフェラー=ブッシュの末端の部下として中国国民を麻薬漬けにし、殺害して来た、赤パン、青パンが、中国国民への「愛情」、民族主義からロックフェラーに敵対する等、デマゴギー以外の何物でもない。
ありもしない中国マフィアによる民族主義が、あたかもロックフェラーに対抗し得る勢力であるかのような幻想を捏造し、反ロックフェラーの支柱に成り得るかのようなデマゴギーを流し、ロックフェラーとの戦いを挫折に導き「空振り」させる事が、このデマゴギーの目的である。このデマゴギーは日本では、天皇がロックフェラーに異議申し立てを行い、天皇が日本のロックフェラーによる支配への抵抗を行っている等と、デマを宣伝している。
天皇による日本の民族主義、「正義の味方」中国マフィアによる中国民族主義を「創出」し、アジアを一体化させ「まとめる」事が、このデマゴギーの目的である。
ロックフェラーは、南北アメリカ、欧州、アジアを、各自独立した広域経済圏=政治単位とし、各自に独自通貨圏を形成し、「世界を分割統治」する戦略である。古代ローマ帝国以来、「分割して統治せよ」が支配者の帝王学である。
この天皇、中国マフィアを「頼りにせよ」というデマゴギーは、ロックフェラー直伝である。ロックフェラーの忠実な部下であるからこそ、このデマゴギーを流す人間達は、ロックフェラーと2人で対面し、対談が可能である。
不思議な事に、伝統的に赤パン、青パンと言ったマフィア組織は、中国に入港して来る麻薬の密輸船に対し、麻薬代金を現金ではなく、手形で支払って来た。手形は、決済=支払期日まで現金にはならない。しかし密輸船の船長達は、直ちに手形を現金化し、船出したいと当然考えた。そこで手形の支払期日前に、手数料を取って手形を早期に現金化し買い取る、手形の割引銀行が必要とされた。
しかし、手形は中国マフィアの振出した物である。支払期日にマフィアが暴力を使い、支払を拒否し、または広大な中国奥地に逃亡してしまえば、銀行は手形の支払を受ける事が出来ず、莫大な損害を被る。銀行は、間違いなく確実にマフィアから支払いを受ける自信があるからこそ、手形の早期買い取りを業務とした。つまり、この銀行は、赤パン、青パンと呼ばれる中国マフィアを暴力で強制し、広大な中国の隅々までマフィアを追い詰め、強引に手形代金を取り立てる能力を持っていた事になる。つまり、赤パン、青パン=中国マフィアの大ボスでなければ、手形の割引銀行の経営など不可能であった。この中国マフィアの手形割引銀行が、ブラウン・シプリー銀行、つまりブッシュ大統領一族の銀行ブラウン・ハリマンの英国支部である。完璧に、ハリマン銀行の配下に、中国マフィアが居た事になる。
このブッシュの支配下にある中国マフィアが、ブッシュ=ロックフェラーへの抵抗勢力だ等と言う「寝呆けた」主張は、自民党の1年生国会議員が、共産党よりも激しい反自民党勢力であり、自民党首相への対抗勢力であると主張する事と同じ、子供じみた愚論である。
1937年、中国侵略を行っていた日本陸軍は、戦争資金調達のため、陸軍省から直接アヘン密売担当官、藤田勇を中国へ派遣、中国マフィア=青パンから一部資金提供を受け、藤田はイランからアヘン20万ポンドを密輸、中国全土で売りさばき、日本軍の武器調達を行った。
中国マフィア・青パンは、米国が支配者であれば米国ブッシュ一族の、英国が支配者であれば英国ジャーディン・マセソンの、日本陸軍が支配者であれば日本陸軍の、その下部組織として働いて来た。青パン、赤パンが、反欧米の柱などと言う主張は、児戯に類する。
1939年4月には、日本軍は、赤パン、青パンの中国マフィアを再組織し、日本の陸軍省軍事課長、岩畔豪雄の指揮下に置き、中国全域を対象とした麻薬販売組織を創立する。岩畔の下では、佐藤栄作、岸信介、池田勇人が働いた。
日本の歴代首相の権力・資金の源泉も、ブッシュ一族同様、アヘンであった。
このアヘン組織には、中国マフィア・青パンのボスで、後に中国共産党全体に支配権力を及ぼした中国共産党最大のスパイ組織、中国特務機関の独裁権力者、康生が居た。また上海においては、日本軍に協力する青パンのボス、杜月笙が居た。
日本陸軍が支配者となればその部下となり、中国共産党が支配者になれば、その部下として権力を握る、民族主義などと言う思想とは無縁な「風見鶏」が、中国マフィアである。
この杜月笙は、同時に、中国の中央銀行となる中国銀行の頭取でもあった。マフィアが中国の中央銀行を握り、マフィアのアヘン売買組織の「表看板」が、中央銀行である仕組みが分かる。
この日本軍の麻薬組織の実働部隊の中心が、東条英樹を首相の座に就ける資金を出した中国の麻薬王、里見甫、その盟友で戦後イスラエルを建国するショール・アイゼンベルグ、その末端の「使い走り」には、戦後の日本右翼のボス、児玉誉士夫、また関東大震災の際、社会主義者大杉栄を殺害した特高警察・甘粕正彦が居た。
この麻薬組織は、第二次世界大戦で日本が敗北すると、そのまま中国共産党の軍事訓練を担当した米国CIA(初期はOSS)に引き継がれ、中国共産党が政権を把握した後には、共産党のスパイ組織、特務機関に姿を変え、CIAと中国共産党のパイプ役を担う。
中国マフィア組織、麻薬組織が、中国共産党の中枢として、市場開放路線下での米国とのパイプを担う事になる。
2007年、米国議会が中国共産党と一体化し、戦中の日本の従軍慰安婦問題で日本非難決議を行った際に動いたのは、このパイプである。
また戦後、中国共産主義を嫌ったこの麻薬組織の一部勢力は、台湾国民党の配下に入り、中国、ベトナム、ラオス国境地帯の世界最大の麻薬生産地帯ゴールデン・トライアングルを「創立」し、さらに台湾政府のスパイ・特務機関を形成し、麻薬生産を巡り、中国共産党と台湾とのパイプ役となって行く。
なぜなら、中国共産党の麻薬・諜報組織と台湾政府の諜報機関は、元々、日本陸軍の麻薬組織という同一組織の仲間同士であり、「敵」ではない。このパイプが、中国共産党が市場開放路線を採用した最初期に、台湾資本が密かに大量に中国に流れ込むパイプとなる。
その意味で、中国と台湾の「対立」等、空論であるとも言える。どちらも赤パン、青パンを通じ一体化し、CIAと結び付いている。
ゴールデン・トライアングルを創立した台湾国民党のスパイ組織のトッブの1人、チャン・ビョンギョクは、中国共産党の周恩来元首相の従兄弟として、中国共産党の中国雲南省産のアヘン売買を、長年担当してきた。
ピョンギョクの戦中、日本陸軍下での麻薬組織の同僚、吉田茂、その右腕・腹心の部下、自民党元政調会長、松岡松平(富山出身の議員)は、吉田の紹介でピョンギョクの親友であった。田中角栄は松平に頼み込み、台湾のスパイ組織のボス・ピョンギョクに依頼し、中国共産党首脳と「話を付け」、日中国交回復を行った。
ビョンギョクとゴールデン・トライアングルでのピョンギョクの同僚、サスーン一族、アイゼンベルグ、里見甫、父ジョージ・ブッシュは、戦後、麻薬運搬会社エア・アメリカを創立する。
この企業により、ゴールデン・トライアングルから世界中に、麻薬が搬出されて来た。
この世界最大のアヘン地帯(現在はアフガニスタンが一位となっている)で、アヘン生産を現場指揮して来たのが、シー・サプライ社と言うCIAのフロント企業であり、その創立者はCIA極東部長デスモンド・フィッツジェラルド(注1)である。
この企業の運転資金は、台湾・台北の金融会社ウェスタン・エンタープライズ社から出ている。この企業は、台湾国民党の資金管理者であったミスター・顧(おそらく偽名)という人物が経営している。
この企業群が、中国共産党・雲南の麻薬販売をも担当して来た。中国共産党=台湾=CIAである。
この組織の中で、ロスチャイルドの直属の部下として、戦前から中国アヘンを仕切って来た中国在住のサスーン一族は、権力闘争の末、イスラエルのアイゼンベルグにより皆殺しにされ、中国アヘン市場からは、現在、姿を消している。
ロスチャイルドなど、イスラエルの諜報組織モサド創立一族アイゼンベルグに子飼いの部下が皆殺しにされ、何一つ抵抗出来ない小者に過ぎない。
ロスチャイルドなど、歴史の表舞台に出てくる人間達は、常に小者である。
戦後、中国大陸の麻薬取引は、イスラエルが握った。中国、北朝鮮の核兵器開発に、イスラエルが主役を演じる理由は、ここにある。
エア・アメリカの創立に名前を連ねたイスラエルとブッシュ一族。ブッシュのネオコン派がイスラエル・ロビーそのものであり、イスラエルを守るため、イラク戦争を行った理由が、透けて見える。
中国共産党と台湾の諜報組織、イスラエル、CIAとの麻薬における一体化。
これは、諜報と麻薬に国境など無い事を示している。
世界最古の諜報・スパイ組織は、13世紀半ば、モンゴル帝国のフビライ・ハンが創立したとも言われている。スパイ組織は中国に発祥する。フビライ・ハンは、このスパイ組織を使い、陸路でイタリア・ベネチアの金融界・銀行から資金融資を受け、その資金で大帝国を作り上げた。辺境モンゴルが世界帝国の覇者となった背景には、ベネチア金融界が居た。
ベネチア金融界の重鎮デル・バンコ一族は、欧米ではウォーバーグ一族として知られる。そのポール・ウォーバーグが、米国中央銀行FRBを創立した。創立時、FRBの実務は、デル・バンコの子分ブッシュのハリマン銀行のさらなる子会社シティバンクが担当した。現在、民間銀行FRBの大株主は、ブッシュ一族とロックフェラーである。フビライ・ハンの大帝国も、ブッシュ=ロックフェラーの世界大帝国も、ベネチア金融界の繰り人形に過ぎない。
この問題には、ここではこれ以上立ち入らない。
諜報組織が、元々、中国に発祥し、国境を越え、「国家に忠誠など誓わない」グローバリストの軍団である事だけを示しておきたい。
ブッシュ一族の麻薬企業ラッセルが、なぜトルコ産アヘンを扱って来たのか?トルコ=小アジア半島は、キリスト教テンプル騎士団が異教徒制圧の拠点とした場所であり、異教徒支配の道具としてアヘンを大量生産し、また異教徒にテロを加えるマフィア組織の資金源とし、さらにテロリストを麻薬漬けにし「言いなり」に動かす、テロリスト養成のためにアヘンを用いて来た場所である。ラッセルの中国での麻薬販売は、このテンプルの異教徒支配のメソッドを拡大生産したものであった。歴史上最古の銀行であるテンプルから、そのメソッドを習得した銀行ブラウン・ハリマンは、最古の近代銀行の1つである。テンプル=ハリマンは、銀行業における「王家の血統」を引いている。
テンプルは、イスラエル再建を誓い、イスラエルを中心に世界を「統一支配」する事を使命とした。これが、テンプルの世界統一支配=グローバリズムであった。
麻薬とは、テンプルの、異教徒を征服し、世界をキリスト教一色に染め上げようとしたグローバリズムの征服手段であった。麻薬は、このグローバリズムの代名詞であった。
赤パン、青パンと言った中国マフィア、台湾マフィア、中国、台湾の諜報組織、CIAが、麻薬において一体化して来た理由は、諜報と麻薬のグローバリズムによっている。歴史的にも、本質的にも、グローバリズム(つまりロックフェラー)である麻薬・マフィア組織が、民族主義と国家を代弁する事は、決して無い。
そして現在、その麻薬グローバリズムは、イスラエルが把握している。
中国大陸の麻薬を担う赤パン、青パンを把握したイスラエル。イスラエルを故郷と考えるロックフェラーは、米国でのその出先機関。そして欧州での出先機関ロスチャイルド。ロックフェラー、ロスチャイルド、両者とも小者である。
中国マフィアが、ロックフェラーへの対抗勢力であるとデマを流し、期待させ、中国マフィア=イスラエルとロックフェラーの故郷イスラエルが同一であれば、「対立する2つの勢力のどちらが勝利しても」、権力はロックフェラー=イスラエルに帰属する。
ロックフェラーに対抗する勢力が中国マフィア等という、情報操作の目的は、そこにある。
グローバリズム=世界帝国の強力な推進者が、麻薬・マフィア・諜報組織であると言う本質は、フビライ・ハンの昔から、現在のロックフェラーの傘下にある赤パン、青パンまで、変わる事は無い。
赤パン、青パン、中国マフィアが米国CIAに対抗し、また、ロックフェラーに対抗する勢力等と言う者達は、青パンの一大拠点である上海ジェスフィールド街76番地に行き、同じ建物内部に、CIAが事務所を構えているのを見て来れば良い。
※注1・・フィッツジェラルドは、元々、米軍の兵器、備品調達担当責任者であった。フィッツジェラルドの、この経歴からは、ゴールデン・トライアングルの麻薬密売が、米軍の「公式な」兵器、備品購入資金の捻出策として動いて来た歴史を垣間見させる。