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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071127i102.htm
【ワシントン=貞広貴志】ブッシュ米大統領とイラクのマリキ首相は26日、ビデオ回線で会談し、米軍のイラク長期駐留のあり方などを決める2国間交渉の開始をうたった「米・イラク友好・協力に向けた原則宣言」で合意した。
従来、米軍を含む多国籍軍は国連安全保障理事会の決議に基づきイラクに駐留してきたが、駐留の長期化をにらみ、2009年以降は、在日米軍と同様に米・イラク間の2国間協定に基づく駐留に転換する。
宣言について、ダグラス・ルート大統領補佐官(イラク・アフガニスタン担当)は、「両国の長期関係についての3段階プロセスの最初」と位置づけ、今後の道筋としては、<1>国連安保理で年末までに、多国籍軍駐留をもう1年だけ延長する決議を採択<2>来年早々から米軍駐留や政治・経済協力について2国間協議を始め、来年7月までに「戦略枠組み協定」で合意――という運びになるとの見方を示した。同補佐官は、「基地設営も主要議題」と述べ、米国がイラクに常設の基地を置くことを検討していることを明らかにした。
イラクからの報道によると、イラク政府は米軍の長期駐留容認の見返りとして、米国がイラク内外の脅威に対し、安全を保証することを求める意向という。
(2007年11月27日12時17分 読売新聞)