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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112201000169.html
2007年11月22日 10時51分
【ワシントン21日共同】21日付の米紙ニューヨーク・タイムズは国防総省当局者の話として、ゲーツ国防長官が、米軍再編の一環として進めていた欧州駐留陸軍の削減計画を一時凍結し、現行の約4万人レベルに当面据え置く方針を固めたと報じた。
米軍の存在感を維持し、中東に傾斜し過ぎるとの指摘をかわす狙いとされるが、長引くイラク、アフガニスタンでの戦争の影響で、長期的な陸軍の運用計画が立てにくいことも背景にあるという。もともとの再編構想に消極的だったとされる陸軍や欧州軍幹部の忠告を長官が受け入れた格好。イラク戦費支出の増大で欧州から米国に戻る兵員の住宅や、家族も含めた移動費用を節約せざるを得ない事情もあるとみられる。
2004年当時の計画では米欧州軍計約10万人のうち、ドイツやイタリアに駐留していた約6万2000人の陸軍部隊を、08年末までに約6割削減し2万4000人にする方針だった。