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米シェブロンに罰金30億円 国連イラク事業で贈賄
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/071115/mds0711151114000-n1.htm
2007.11.15 11:14
ニューヨーク連邦地検は14日、国連によるイラクへの人道支援事業「石油・食料交換計画」をめぐる不正事件で、米石油大手シェブロンが旧フセイン政権側への贈賄を認め、罰金2700万ドル(約30億円)を支払うことで合意したと発表した。
同事業では国連高官の収賄を含め数多くの汚職が発覚したが、一連の事件で支払われる罰金額としては最大級。米メディアによると、事業に絡んで旧フセイン政権高官に渡った裏金は計18億ドルに上るという。
地検の発表によると、捜査は米連邦捜査局(FBI)、米財務省と合同で実施。シェブロンは2000年半ばから03年3月まで、旧フセイン政権高官につながる第3者にわいろを払った上で、イラクの石油を購入したことを認めた。
シェブロンは訴追を免れるかわりに、罰金の支払いに合意。2700万ドルのうち2000万ドルはイラク復興基金に充てられる。不正取引には、当時シェブロンの重役を務めていたライス米国務長官が関与していた疑いも指摘されている。
石油・食料交換計画事業は、経済制裁下のイラクで、イラクの石油輸出代金を国連が管理し、得られた資金を食料や医薬品など人道物資として配給する制度。1996年末から約7年間で、650億ドル相当の石油が輸出された。