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http://www.chosunonline.com/article/20071110000008
記事入力 : 2007/11/10 08:20:26
韓国、ミサイル迎撃用レーザー兵器開発
2010年代中盤ごろまでに実戦配備へ
韓国に向かって飛んでくる北朝鮮の弾道ミサイルや、多連装ロケットをレーザー光線で破壊するレーザー兵器が韓国の技術により開発された。
軍消息筋は9日、「韓国の技術陣により開発されたレーザー兵器で目標物を迎撃する実験に先日成功した。現在はレーザー光線の出力が弱く、数百メートル離れている目標物を破壊できる程度だが、今後は数キロ離れた目標物も破壊できるくらい改良されるだろう」と述べた。レーザーは現在、医療や産業用にも使われているが、軍事用としては米国とイスラエルが協力して開発したものがある。
国産レーザー兵器は国防科学研究所(ADD)や斗山インフラコアといった韓国企業が1990年代末から開発してきたものだという。レーザー兵器は、スカッド・ノドンなどの弾道ミサイルはもちろん、韓国首都圏にとって最大の脅威となっている北朝鮮の240ミリ多連装ロケットなどを迎撃するのに効果的で、トラックに搭載し移動することもできる。国防部は 2010年代中盤ごろまでにレーザー兵器を実戦配備する方向で検討中だ。
また韓国軍は、地上はもちろん、艦艇・潜水艦からの発射が可能な射程距離1500キロの「玄武3C」(別名トクスリ3)巡航ミサイルの開発も推進しているとのことだ。玄武3Cミサイルは慣性航法装置(INS)や衛星利用測位システム(GPS)を装着、米国の巡航ミサイル「トマホーク」と同じくらい精密に目標物に到達できるという。
国防部は9日、こうした内容が盛り込まれた「国防科学技術振興政策書」を発行した。この政策書は「韓国の国防科学技術水準は世界の上位10位以内にある」としている。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS