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(回答先: “テロとの戦い”の真相 、2005年にNHKのBS1で放映 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 11 月 06 日 17:16:32)
<鳩山法相>アルカイダ発言にバリ島テロ遺族が抗議
11月6日15時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000067-mai-pol
02年10月にインドネシア・バリ島で起きた爆弾テロ事件で死亡した日本人夫婦の遺族が、事件を事前に知っていたかのような発言をした鳩山邦夫法相に対し、抗議を申し立てている。長男を亡くした鈴木富久さん(69)=大阪府茨木市=は「国民の生命を守る立場の国会議員として資質を欠いている。被害防止のためどんな行動をしたのか」と憤り、真実を明らかにするよう求めている。
死者202人を出したこの事件で、日本人の犠牲者は、横浜市の会社員、鈴木康介さん(当時34歳)と妻由香さん(同33歳)の2人だった。96年に新婚旅行で訪れて以来、バリに魅せられ、毎年出掛けていた。爆発・炎上し、多数の死者を出したディスコの前でタクシーに乗ろうとして被害に遭ったとみられる。
鳩山法相発言は、10月29日、東京都内の外国特派員協会での講演で飛び出した。「私の友人の友人にアルカイダがいる。『バリの中心部は爆破するから近づかないように』とアドバイスを受けた」と語った。講演後、「事件の3、4カ月後に聞いた話」と釈明した。
新聞で発言を知った鈴木さんに、由香さんの父親の松岡善則さん(66)=岐阜県養老町=から「泣き寝入りするのは耐えられない話だ」と電話がかかった。鈴木さんは外務省に連絡を取ったが「発言内容の真偽が確認できない」と言われた。同31日に鳩山事務所に遺族として実名を名乗った上で「事件を予告されながら国民を守ろうとする働きを一切しようとしていない。大臣として失格であり、即刻辞任し、陳謝すべきだ」などと記したファクスを送ったが、6日朝までに返答はない。
鈴木さんの妻孝子さん(64)は、康介さんの部屋や持ち物は今もそのままにしており、精神的不調が続いている。松岡さん夫妻らと毎年10月12日に現地である慰霊祭に出席することで、「2人がそこにいるような気がして」、つかの間の心の平安を得ているという。
今回の発言を知って、鈴木さんと松岡さんは、異口同音に「瞬間的にあの時の気持ちに戻った」と語った。「死んだ」とは到底思えず、病院を探し回り、最終的に歯型で確認された遺体と対面したのも2人だった。
「苦しみに耐えている遺族への思いやりのかけらも感じられない」と鈴木さん。「鳩山法相は開き直っているようにしか思えない。ウヤムヤにせず明確に説明してほしい」と絞り出すように語った。【立石信夫】
◇まだ伝えていない
鳩山事務所の小澤洋介第1秘書の話 頂いたファクスは多忙のため大臣にはまだ伝えていない。友人から話を聞いたのは事件後の年末だったが、誤解を招く表現で、ご遺族に不快な思いをさせたことをおわびし、後日きちんと説明したい。