★阿修羅♪ > 戦争97 > 527.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re:そーそー、その調子で総論否定してくださいwww 投稿者 時間を返せ 日時 2007 年 10 月 29 日 00:45:08)
番組を見直している最中でも、限られたネット資料にあたっているわけですから、私の認識を転覆させるような事実があれば、飛行機の突入から崩壊にいたるプロセスをもう一度見なおなさねばならなくなります。なんといっても、二つのビルが瞬時に崩落する理由を推定することがこの番組の「仮説」の「検証」なのですがら、いろいろいわれていることや学説などは参考程度ではないのでしょうか。タケシの番組の最後のシメとして書かれていた文言のとおり、自分で考えてみることが、視聴者として、一番問われている問題だと思います。
コマを止めて、画面一つ一つ詳細に調べる、ということはそう簡単なことではないですよ。ネットで検索する場合は、キーワードを日本語と英語で入力して調べるのです。msqさんの紹介サイトもありますが、自分でそのことに気付かずに彼がたどった同じサイトに行き着くという偶然もあります。FEMAやNISTだけではありません。
本来「仮説」は一つの学説に対する反対命題だと思いますので、それなりの正確さが問われますが、少なくとも番組の「仮説」は今のところ、検証@からCやDあたりまでは、説得力がないばかりか、ほとんどが重複した「検証」です。特にAでは鉄骨つくりのビルの火災の比較については、WTC1,2とは、ジェット機が燃料を満載した状態で突入しているという条件が、ほかのビルには満たされていない。それに高さがまったく違う。
あえて比較するというならば、WTC1、2の火災をひとまとめにしてほかのビル火災と比べるのではなく、WTC1とWTC2が、それぞれ同じ高さで同じ鉄骨つくりであるという比較のための最良の条件を備えているということでしょう。
そして二つのビルは崩落した。これらの必要条件のもと、WTC1はWTC2よりもどうだったのか?前者は92階から98階までに激突、後者は78階から84階に激突した、そして突入箇所や方法も、。前者は北からビルの北面の真ん中に斜めに、そして後者は南面の東側に斜めに突っ込んだ、この違いはどのようにビルに影響を与え、内部ではどのような火災が発生したのか推察してゆくのです。
過去に例がなかった、というよりは、現に比較すべき対象を、WTCの崩壊は示してくれているわけです。
そして、今度は高さの違うビルであるところの、WTC3、4、5、6、7のそれぞれについて、比較がなされることになります。そこでWTC1、2(ツインタワー)とWTC7の倒壊とは、「飛行機が突入したかどうか」という条件のもとでは、どのような違いが生じるのか、という比較が為されねばなりません。WTC7はツインタワーよりは高さも低いが、発火が確認されてから倒壊までにかなりの時間がかかっている。テルミットは使用されたのかどうかについては番組では検討されていない。内部にコアをもっているが、高さでははるかに低いWTC7では、類焼・発火から倒壊にいたるメカニズムを検討するべきでしょう。こちらには爆発物設置と他のビル解体の状況との類似性がいわれているだけで、他のビルとWTC7の比較の条件はどのようなものなのかも吟味せねばなりません。
およそ、今までみてきた「比較」では、「仮説」すら成立しないことは明らかです。仮説は仮定でしかありません。
なぜなら、番組の検証で語られている証言や見せ付けられる証拠では、ビルの内部で火炎地獄で苦しむ人々の姿はまったく浮かび上がってこないのです。今のところ、少なくともこの番組が、番組冒頭や最後の部分でヒューマンな言辞を述べてはいるけれど、WTC崩壊と大量の犠牲者の発生という事態を、比べ物にならない「条件」を提示して「テロではない」とにおわせることのほうにウエイトを置いているように思います。
テロの実行の動機は、「WTCビルがお荷物だった」という言葉の中には、ビル内部で仕事をしている人々を愚弄していることが理解できない。テナントが減り来訪者も減る割にはWTCは一日あたり5万人がこの地区で働き、来訪者は20万人だったという統計があるが(ウィキ参照)、これがそのことを示すのか?それではエンパイアステートビルはお荷物ではなかったのか?鉄筋コンクリートつくりの同ビルに対して、ツインタワーはそれよりも「頑丈だ、飛行機が数機衝突しても耐えられる」というのなら、首謀者とみなされている人々はツインタワーより前者をターゲットにするのではないか?
このよな疑問が生じます。
私の投稿がご気分を害されたのなら、お詫び申し上げます。