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随時日誌071026
地方紙の社説に言論の自由の原点を見る。
昨日、「社説で911検証を求める地方紙あり(きくちゆみ)」の件名で、以下の情報を阿修羅戦争掲示板に投稿した。
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http://kikuchiyumi.blogspot.com/
2007/10/25
「給油継続の是非は、911の検証からだ」という社説
[中略]滋賀報知新聞の社説のファックスが届いていました。9月15日付けとちょっと古いのですが、タイトルを見てびっくり(うれしい!)。
「給油継続の是非は、まず9・11の検証からだ」(編集主幹:石川政実)
というもので、以下に一部引用します。
「そもそも安倍首相が退陣を余儀なくされたテロ特措法の原点は、六年まえに米国で起こった9・11事件である。この11日にはニューヨークなどで追悼式が行われたが、滋賀県のJR草津駅前広場でも土砂降りの雨の中、市民団体主催でDVD『911の嘘をくずせ(Loose Change)』が上映された。同作品はニューヨークの若者3人が製作した者で、著作権を放棄しネットで無料ダウンロードを奨励して、話題を呼んでいるという。
内容は、FBIはビン・ラディンを容疑者とは見ていない、世界貿易センターには巨大な爆発物が仕掛けられていた、9・11はアメリカ政府自身によって綿密に計画された、と問題提起を行っている。もしこれが真実なら、米国のアフガニスタンやイラク進攻は、まさに侵略戦争だったことになる。この作品の受け止め方はひとさまざまだろうが、9・11を自らの目で検証する際のヒントになることだけは確かだ」
すごーい!こんなことを社説に書いてくれるジャーナリストがまだ日本にいたのですね。感激しました。さっそく、石川さんと連絡をとらなくては、と思っています。
[後略]
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このわが投稿に対して、以下のフォローがあった。
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これまた素晴らしい! 地方紙と言えども
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/418.html
投稿者 千早@オーストラリア 日時 2007 年 10 月 26 日 14:42:35: PzFaFdozock6I
(回答先: 社説で911検証を求める地方紙あり(きくちゆみ) 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 10 月 25 日 22:40:30)
木村さん、またまた転載ありがとうございました。
地方紙と言えども、社説に出るとはまた大きな一歩前進です!
早速、滋賀報知新聞社にお礼と
「もっと書いて」の要請メールを出しました。(^^;)
メルアド: s-hochi@mx.biwa.ne.jp
皆さんも是非一筆!
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地方紙は、大手中央紙と対抗する言論の自由の砦である。
満州事変からポツダム宣言受諾に至るまでの、いわゆる十五年戦争の間に行われた新聞統制(しんぶんとうせい)は、地方新聞の統合・削減を目的とした数々の政策である。
新聞統制の目玉はいわゆる新聞統合、1県1紙制の導入であり、現在も維持され、民間放送などにも影響を与えている。
地方紙は、薩長閥の支配する明治時代の旧徳川幕府側の自由民権運動の最重要の言論の武器であった。
信濃毎日新聞は長野県最大の地方新聞で、戦前は山路愛山、風見章、桐生悠々などが主筆をつとめ、それぞれ反権力的かつユニークな言説を繰り広げた。
桐生悠々は「関東防空大演習を嗤う」というコラムを書いて信濃毎日新聞の主筆の座を追われた。1934年のことである。その頃、日本は、時代は満州事変を経て国際連盟を脱退するまで追い込まれていた。
西日本新聞の前身、福岡日々新聞の「中興の祖」とされる征矢野半弥は、 私の祖父の長兄だった。
征矢野半弥は、板垣退助らの自由民権運動に共鳴し、自由党の代議士にもなった。自由民権運動一憲政実現のために白刃の修羅場をくぐった人物である。
「天皇は薩長の傀儡」というのが、我が家の先祖伝来の教えであった。