★阿修羅♪ > 戦争97 > 394.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2007_RoadstiIraq_new_resitace_alliance.html
レジスタンスの新しい同盟生まれる
New resistance alliance:
The Political Council of the Iraqi Resistance
Roads to Iraq
2007年10月11日
(イラク発のブログ)
http://www.roadstoiraq.com/2007/10/11/new-resistance-・・・
今朝、アルジャジーラは、イラク・イスラム・レジスタンスの組織が<イラク・レジスタンス政治評議会>と呼ぶ新しい政治戦線(Front)を結成した、と報道した。その声明は、この新しい同盟に参加した組織を、次のように紹介している。
1、Jihad and Reform Front
2、Islamic Front for the Iraqi resistance (Jama'a)
3、Hamas-Iraq
アラビア語での声明(PDF)は次のURLからダウンロードできる。
http://www.fileflyer.com/view/cEeJ0AP または、 http://www.fileflyer.com/view/6oZn7As
この声明で最も興味深いのは、以下に紹介するなかの10点目で、国民が期待しているように、イスラム主義の政府ではなく、「実務的な行政府を編成する」としてしていること。
新しい同盟の掲げる政治プログラムを見てみよう。
1、イラク占領は不法な侵略であり、合法的で正当なものと認められず、占領へのレジスタンスはすべての法に照らして正当である。
2、(占領への)武装レジスタンスは、イラクを正当に代表するものであり、イラク国民がその希望を達成するうえでの義務を遂行する。
3、外国の占領と干渉からイラクを解放すること、そして完全な独立を達成し、占領者にはイラク国民がこうむった精神的および物的損害を補償させる。
4、ムジャヒディンの軍事作戦は占領軍とその手先を標的にし、それは無実の人々および無力な市民を標的にすることはない。
5、われわれはイラク国民の人口構成を変えるいかなる試みにも反対し、宗派主義による国民分断に反対し、宗派・民俗による分割構想を葬るために活動し、
イラクの国土と国民の統合を維持する。
6、クルド問題は、解放の後に熟考される。
7、占領のもとで署名されたいかなる憲法、政府、法律にも合法性はない。
8、すべての不公正な決定と判決を破棄し、すべての捕虜と被拘束者を解放すること。
9、イラクの主権と権利に反して、占領下で署名されたいかなる条約と協定も承認されることはない。
10、過渡期(解放から本格政府樹立まで)においては、実務的な行政府が編成され、国のさまざまな問題を処理する。この政府はイラクの主権と富の運命にかかわる協定や契約には、署名する権限をいっさい有しない。
11、公正な基礎の上にイラクの国家を再建するために働く。イラクは全イラク国民のためのものとなり、正義を確立することが主要目標である。いかなる政党や権威であれ民族および宗派の利益を達成するために動くことは受け入れられない。
12、イラクはアラブおよびイスラムの一部であり、イラクにアラブ人イスラム教徒のアイデンティティをうち立てることは第1義的な優先課題である。
13、全イラク国民に帰属するイラクの富、とりわけ石油と水を維持管理すること。
14、アラブ人、イスラム教徒、そして世界の人々と国際社会に向かって、イラク国民に対するそれぞれの義務を果たし、正当な目標を達成するよう呼びかける。また共通の関心にもとづいて世界と良好な関係を樹立し、イラクとイラク国民の利益に奉仕するよう国際機関とともに対処する。
結論として、この構想はジハード(聖戦)の政治構想に代わるものではなく、補いあうものである。
2 81 +−