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(回答先: 9.11で小型水爆が使われた説は時期尚早。癌患者が多いのはアスベストを短時間で大量に吸引したからでしょう。 投稿者 ごるごるもあ 日時 2007 年 10 月 16 日 12:32:54)
超小型(純粋)水爆、ビーム兵器、中性子爆弾などなどといった「新兵器」使用の可能性については、極めて重大なことだけに、よほどの説得力を持つ確証が無い限り、非常な慎重さが必要です。私自身も基本的なところからいろんな兵器の可能性を調べてはいるのですが、いずれにしても昔の「新左翼」のスローガンみたいな軽々しい扱いはしてはならないものだと思います。まだ断定的に言い出せる段階ではないと思っています。そんなことをしたら逆に命取り、ぶち壊しになる可能性もあるでしょう。
一つの現象をとって「証拠」としても、それが他の可能性で説明しうるものであれば、その分、説得力はさがってしまう。
アスベストだけでは(もし紹介されているような新聞などの記事の統計が信用できると仮定して)このがん患者の数字は説明できないでしょうが、例えば次のような報告もあります。
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http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/~aoyama/indipendent-research/dioxin-research/wtc/wtc-dxn1.htm
9.11によるWTC炎上崩壊に伴う大気中ダイオキシン汚染研究ノート
青山 貞一 武蔵工業大学環境情報学部/環境総合研究所
(前略)
EPAは9月23日よりWTC周辺の大気中のダイオキシン類のサンプリング測定と分析を開始した。「9.11」より10日以上たってからの測定であっただが、なんと1日の平均値で、約180pg-TEQ/m3 と言う信じられない超高濃度が検出されていた。実はこの超高濃度は左図をみればわかるように10月5日あたりまで続く。
測定場所はグランドゼロです。まさに消防士や土木作業員が働いていた場所である。
おそらく180pg-TEQ/m3と言っても分らないと思う。日本のゆるい環境基準が0.6pg-TEQ/m3だから、その300倍の高濃度となる。世界保健機構(WHO)の耐容一日摂取量(TDI)換算値で54になる。WHOが勧告しているTDIは、1〜4だから、最大で54倍にもなる。米国の発ガン性を考慮したVSD(実質安全量)と対比すると、5400倍にもなる。
後で分ったことですが、EPAはこのような汚染実態を知りながら、長官は健康上問題ないと言っていた。・・・
(後略)
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その他、ベンゼン系の「発癌物質」とされるもの等々も十分に多く報告されており、たとえばこのようなもので切り返されたならば、現在のところはその方が説得力が大きいだけに、逆に「新兵器説」自体の信用を失いかねなくなるでしょう。
9・11をバネにして一つの「政治運動」にする場合にはスローガンは必要ですからそれはそれで別にかまわないとは思いますが、私は政治運動とは無関係であり何の関心も持っておらず、あくまでも「真相の追究」以外の興味はありませんから、「絶対確実な証拠」からしかものを言うつもりはありません。だから、始めからすれ違うことが分かりきっている対話からはオサラバしたのです。「政治運動」であればショッキングなスローガンで大衆動員し仮想された「敵対勢力」を悪魔化するようなこともありえますので、自分とは無関係ということで気にもしません。(昔の大失敗して分裂した「新左翼」で散々に見せ付けられています。)
それよりも、タワーの爆破の様子の方が気になります。新しい様々な種類のビデオが登場し、部分的な拡大やスローモーションなどで、爆破自体の様子が非常に分かりやすいものも作られています。まだ十分な検討はできていませんが、十分な調査がまとまればいずれ新しい発表をしたいと考えています。
総じて言うならば、「爆破解体説」自体が、ヘタをすると極めてイージーに流れやすいものなのです。自然現象では説明のつきにくい現象に出くわした場合、極めてイージーに「爆破」と言ってしまえるからです。「人為的」であれば『何でもあり』になってしまい、その分、厳密な追及をなおざりにしてしまう可能性が高いからです。このようなイージーさが「爆破解体説」の命取りになりかねません。
そのイージーさは、「公式説」に疑問を持つ者に『陰謀論者』のレッテルを貼り付けさえすれば黙らせることができると信じる言論詐欺師どもと同じレベルのものになりかねないのですが、そうなれば、政治的な力を持っている方が強いでしょう。こうなると絶対に詐欺には勝てない。
はっきり言うと「爆破解体説」は非常に多くの難点を含む仮説なのです。どのような難点があるのかは、いずれまとめて発表しますが、一つ一つを着実に克服していかない限り社会を動かす大きな流れを支えるものにはなりえません。「公式説」に異議を唱える場合にはその覚悟が必要です。