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(回答先: ツインタワー崩壊の疑惑を追え(世界まる見え!テレビ特捜部) 投稿者 近藤勇 日時 2007 年 10 月 15 日 21:12:35)
私は見ていないので何ともいえませんが、ご投稿の通りの内容だとしたら驚嘆すべきことですね。あの日本テレビが・・・、といったところです。何の風の吹き回しか、といぶかしくすら思えてきます。
木村さんからの情報では日テレのスタッフが私の本を読んでいるということで、番組制作のヒントの一部にはしてくれたのでしょうが(出版社からは全ての主だったマスコミには贈呈しているはずです)、まあ、少しでも「公式説」に対する疑問が一般に広がることは歓迎すべきことです。
9・11事件だけではないのですが、このような大事件では、一般的に「誰が犯人か」「どんな手を使ったのか」といった『結論』ばかりを早く知りたがる人が多いようです。これは人情としていたし方のない点ですが、しかし私としてはこのような人間の思考方法こそが多くの「カモ」候補を生み出し、それに群がる「詐欺」を生み出すように思えます。
ちょうど数学(理科でも国語でも一緒ですが)の問題を解くときに問題文を読まずに「答」を知りたがるようなものです。問題文に当たるのが《事実》であり、人々の思考方法がそれだから、「問題文(つまり事実)」の一部だけをチラッと見せて、「ハイ、答はコレ!」と示してみせたら、みんな思考停止の羊になってぞろぞろついていくわけです。ついてこないヒネクレ者には「陰謀論者!」と脅迫すればよいわけで、実に簡単な詐欺の手口になります。
「問題文」を隅々までじっくり確かめないと「答」の出しようがないように、数多くの質の良い《事実》を確かめないと、「結論」までもっていきようがありません。《事実》を知らない限り詐欺にかかりっぱなしになります。
その意味で、今まで日本人の多くが知らず関心も持たなかったWTC崩壊に関する事実をその一端でも報道したことに対しては、評価すべきでしょう。「真相解明」を叫ぶ側も、『結論』を吹聴する以前に、《事実》をもっともっと広める努力をしなければなりません。そうなって初めて、「陰謀論」で黙らせようとする醜い連中の詐欺を暴くことができます。
まあ、日テレの背後に何があるのかな、という関心も同時に起こりますが。