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ベネズエラ外相が国連総会で演説=米国の対テロ政策を「偽善的」と非難
http://www.jiji.co.jp/jc/a?g=afp_int&k=20071003014549a
【ニューヨーク2日AFP=時事】ベネズエラのマドゥロ外相は2日、国連総会で一般討論演説を行い、イランを擁護するとともに、米国の対テロ政策を偽善的だと非難した。同外相はその中で、イランの国民と政府を悪者扱いすることを狙っているとして、国際メディアのキャンペーンを激しく非難し、併せてイラク戦争の愚行をやめるよう求めた。
マドゥロ外相はさらに、「米国を支配するエリートの戦争挑発の愚行をやめさせるための連携を築くため、この悪者扱いキャンペーンを中止すべき時だ」と強調した。米国は、イランに核燃料作業を中止させるため、軍事行動に踏み切る可能性を排除していない。同外相は、土壇場で国連総会への出席を取りやめたチャベス大統領に代わって総会で演説した。
また外相は、米国がテロと戦う一方で、最も危険なテロリストの一人で、反カストロの急先鋒(せんぽう)であるルイス・ポサダ・カリレス容疑者を保護しているとして、米国の対テロ政策を偽善的だと非難した。外相は、ポサダ容疑者の身柄引き渡しを改めて要求した。
ポサダ容疑者は、73人が死亡したキューバの旅客機爆破事件(1976年)に関連して、ベネズエラとキューバから指名手配されている。同容疑者は米中央情報局(CIA)の元工作員とされている。(時事通信 2007/10/03)