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最大の兵器輸出国は米国〜議会調査局の最新報告書
http://www.usfl.com/Daily/News/07/10/1002_029.asp?id=55491
2006年の各国の発展途上国に対する兵器売却総額は約288億ドルに達し、米国はこのうち最も多い35.8%(103億ドル)だったことが、連邦議会付属の調査機関、議会調査局の報告書で分かった。
ニューヨーク・タイムズによると、2位はロシアで81億ドル(28.1%)、3位は英国で31億ドル(10.8%)を販売した。最大の輸入国はパキスタン(51億ドル)で、インド(35億ドル)、サウジアラビア(32億ドル)の順。
国際武器市場は競争が激しく、供給国は発展途上国への販売を通して利益と政治的影響力の拡大を図っている。武器販売と国際政治には強い関連性が見られ、ロシアの場合、過去数年間イランの主要武器供給国として05年には7億ドルの地対空ミサイルなどを販売していたが、イランの核武装強化懸念を受け06年には大規模な新しい武器供給を停止している。
また米国は06年、パキスタンに対し14億ドル分の戦闘機や6億4000万ドル分のミサイルなどを販売しており、ブッシュ政権の対テロ戦略強化に対する議論が再燃している。
先進国と後進国を合わせた兵器売却総額は403億ドルで、前年から13%減少した。同じく米国が169億ドルを占め最大の輸出国だった。