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(回答先: 南北両首相・・・ 朝鮮戦争の終結を宣言するため、米国と中国に首脳会合開催を提唱 【日経ネット】 投稿者 hou 日時 2007 年 10 月 04 日 23:32:29)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=91659&servcode=500§code=500
<全文>南北関係の発展・平和・繁栄のための宣言
大韓民国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の合意に基づき、盧大統領が07年10月2日から4日まで、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)を訪問した。
訪問記間中に歴史的な対面と会談があった。対面と会談では、南北(韓国・北朝鮮)共同宣言の精神を再確認し、南北関係の発展と韓半島の平和、民族共同の繁栄・統一に関する諸問題について虚心坦懐に話しあった。双方は、韓民族が団結すれば民族繁栄の時代、自主統一の新時代を開けると確信し、南北共同宣言に基づき、南北関係を拡大・発展させていくため、次のように宣言する。
1.南北は、南北共同宣言を固守し、積極的に具現していく。南北は、「韓民族同士」の精神に基づき、統一問題を自主的に解決していき、すべてのことで民族の尊厳・利益を目ざす。南北は、「南北共同宣言履行」への意志を反映し、6月15日を記念する案を講じる。
2.南北は、思想・制度の違いを乗り越え、南北関係を尊重・信頼の関係に転換していく。南北は、内部の問題に干渉せず、南北の諸問題を和解・協力・統一に一致させる方向で解決していく。南北は、統一を目ざす南北関係を発展させていくために、それぞれ法律的かつ制度的装置を整備していく。南北は、民族の念願である南北関係の拡大・発展に向けた問題を解決するため、双方の議会など各分野の対話・接触を積極的に進えていく。
3.南北は、軍事的な敵対関係を終息させ、韓半島の緊張緩和・平和を保障するため、緊密に協力していく。南北は、お互いを敵対視せず軍事的緊張を緩和し、紛争問題を対話と交渉を通じて解決していく。南北は、韓半島におけるいかなる戦争にも反対し、不可侵の義務を確実に順守する。南北は、韓国西海(ソヘ、黄海)での偶発的な武力衝突を防ぐため、共同漁労水域を指定し▽同水域を平和水域にするための案▽各種の協力事業に対する軍事的保障措置−−など軍事的な信頼醸成に向けた措置を協議するために、南北国防相会談を今年11月中に平壌で開催する。
4.南北は、現在の停戦体制を終息させ、恒久的な平和体制を作るべきということに認識を共にし、直接かかわりのある3国または4国の首脳らが韓半島地域で会い、終戦を宣言する問題を進めるために協力していく。南北は、韓半島の核問題を解決するため▽6カ国協議▽昨年9月19日の共同文書▽2月13日の合意(初期段階措置)−−が順調に履行されるよう共同で努力する。
5.南北は、バランスの取れた民族経済の発展と共同繁栄のため、経済協力事業を共栄・有無相通の原則のもと積極的に活性化し、持続的に拡大、発展させていく。南北は、経済協力のための投資を奨励し、基盤施設の拡充と資源開発を積極的に進め、民族内部協力事業の特殊性を考慮、各種の優待条件・特別恩恵を優先的に付与する。
南北は、海州(ヘジュ)地域と周辺海域を包括する「西海平和協力特別地帯」を設け、▽共同漁労区域と平和水域の設定▽経済特区の建設▽海州港の活用▽漢江(ハンガン)河口の共同利用−−などを積極的に進めていく。南北は、開城(ケソン)工業地区・第1段階の建設を早期に完工し、第2段階の開発に着手、ムンサン−ボンドン区間鉄道の貨物輸送を開始し、通行・通信・通関問題をはじめ制度的保障措置を早期に完備する。
南北は、開城−新義州(シンウィジュ)区間の鉄道と開城−平壌区間の高速道路を共同で利用するため、改修・補修する問題を協議、進めていく。南北は、安辺(アンビョン)と南浦(ナンポ)に造船協力団地を建設し、農業・保健医療・環境保護など諸分野の協力事業を進めていく。南北は、南北経済協力事業の円滑な推進のため、現在の「南北経済協力推進委員会」を副総理クラスの「南北経済協力共同委員会」に格上げする。
6.南北は、民族の優秀な歴史・文化を輝かせるため、歴史・言語・教育・科学技術・文化芸術・体育など社会・文化の分野で交流、協力していく。南北は、白頭山(ぺクドゥサン)観光を実施し、白頭山−ソウルの直航路を開設する。08年の北京五輪に、南北応援団が南北をつなぐ京義線(キョンウィソン)と東海線(トンヘソン)を初めて利用し参加する。
7.南北は、人道主義レベルの協力事業を積極的に進める。南北は、離散家族の再会を拡大し、▽映像による再会▽手紙の交換事業−−を進める。そのため、金剛山(クムガンサン)の面会所が完工し次第、双方の代表を常駐させ、離散家族の再会を常時行なう。南北は、自然災害をはじめ災難が発生する場合、同胞愛と人道主義などの原則に基づき積極的に協力していく。
8.南北は、国際社会での韓民族の利益・権利のための協力を強化していく。南北は、同宣言の履行のために南北総理会談を開催し、その1回目の会談を今年11月にソウルで開く。南北は、南北関係の発展のため、首脳らが随時に会い懸案を協議する。