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またウソをついた外務省(とむ丸の夢)
「米国の艦船に関してはあまり重要ではないが、英国や パキスタンの艦船にとっては死活的に重要だ」と言って日本が給油を継続する必要性を訴えたシーファー米大使ですが、なぜ老朽艦のパキスタンの軍艦にハイオクが必要なのか、さっぱり分からなかった私。
谷内外務次官も同じことを言ってますね。
これについて江田けんじさんは、
「自衛隊の補給艦が給油している油は「F76 Fuel」という油で、米国海軍が特注し、 NATO諸国が共用している硫黄分の少ない上質軽油。
日本だけが上質油を供給できるといった発言は、国民をだます、たちの悪い嘘である。こんな所にも、米国言いなり、受け売りの外務省の体質が出ている」
と言われています。
また、アメリカから三倍の値段で買ったものを、無料で再びアメリカに提供しているという話まで出てきています。
ここによると、湾岸戦争の時に米軍の使用燃料は、陸海空でジェット燃料に統一したそうです。
「一方、自衛隊はどうかと言うと、海上自衛隊の新鋭艦はガスタービン化(今、インド洋に派遣されているのはこのタイプ。ましゅう型補給艦:ロールスロイス社製 スペイSM1Cガスタービンエンジン2基搭載)が進んでいますが、旧型艦や潜水艦はディーゼルなので重油or軽油、車両は軽油orガソリン、航空機はジェット燃料ですが米軍とは成分が違います(米軍はJP-8で自衛隊はJP-4を使用)」
ということで、米軍に提供している上質油は自衛隊では使ってない模様。
ですから米軍艦に補給するのは米国製ということになるのでしょうね。
状況証拠から、海上自衛隊の給油する上質燃料は米国から買ったもの、という結論になりそうです。
米国製オイルをわざわざ3倍の値段で購入して、さらにただでサービスしているのが事実としたら、これはもう、日本国民の税金で米国に戦費援助をしていることになる……いいえ、3倍で購入していなくても、何倍であっても、やはり米国の、それもイラク戦争の資金を、日本が提供していることになる……少なくとも資金の一部になっている。
2001年からこれまで7年間、そうしてきたのですから、外務省もひた隠ししたいはずです。
もちろん、当時の首相コイズミ純一郎氏も、官房長官だったフクダ氏も、このことを知らないわけありません。
ううううう……ここまで国民をだますのか、ここまで外務省は戦争が好きなのか!
これこそスピンだ!
2003年2月19日早朝(日本時間)、米国のイラク侵攻直前、国連安保理で日本は米国支持を表明しました。
その翌日の20日のことです。「日本国際フォーラム緊急提言委員会有志」の名で、「イラク問題について米国の立場と行動を支持する」と題するアピールが発表されたのが。
【イラク危機と北朝鮮危機は連動している】
【「ならず者国家」の大量破壊兵器保有は許容できない】
【米国支持の旗幟を鮮明にせよ】
と訴えるこのアピールの陳腐さは、現在の状況、これまで明らかになったことを考えれば十分わかること。
時間の経過を見れば、このアピールが事前に用意されていたと考えるのが自然です。
安保理で米国のイラク戦を支持表明、そしてアピール発表と、一連の動きは外務省と連動して、“共謀”して行われたと思われます。
事前に図られたイラク戦争積極支持です。そしてイラク戦争積極参加。
もちろん、一般の国民はこれを支持しませんから、いかにだますか、政権も外務省も知恵を絞ったことでしょう。
スピンですね。
署名者に名を連ねたインテリと世間では見なされている人たちが、有無をいわさずにイラク戦争は正しい、と断定し、議論をも拒否する姿勢を見せています。これではとても知識人ともオピニオン・リーダーとも言えません。
メンバーを見ていくと、いつものあの人たちが、ということになりますが。
紅一点は、マダム・スシこと小池百合子氏。
おいおい、あらあら、米国が戦争すると、そんなにこの人たちの利益になるのだろうか、と素朴な疑問を抱いてます。
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シーサン、六ちゃんさん、拍手コメントありがとうございました。
民主党長島氏のことは知っております。
ミャンマー、心配ですね。だいたい、これまで南米等の人権問題について、日本は無視してきたのです。ミャンマーについても米国に言われるままなのでしょうね。
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