★阿修羅♪ > 戦争96 > 355.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/09/27/20070927m_02.html
在日米海軍司令部(横須賀市)は26日、空母「キティホーク」(82、000排水トン)とミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」(8、580トン排水トン)の室蘭港入港について海上保安庁に通告、港長の室蘭海上保安部が室蘭市に通報した。期間は10月26日から31日まで。入港目的は「親善・友好訪問」で、10月12日までに岸壁指定の回答を求めている。室蘭市は港湾施設の状況や、市民の意見などを「総合的に判断して回答する」としている。
同日午後3時ごろ、港湾管理者の新宮正志室蘭市長に対し、及川昇室蘭港長名の通報が文書で届けられた。上陸人員は2隻で合計約4000人。
奈良岡脩生港湾部長が記者会見し、港湾施設の荷役作業などへの影響や、外務省を通じた核搭載の確認、着岸可能な岸壁の状況などの調査に着手する方針を示した。同部長は「港湾管理者としては、使用が可能かどうか物理的な確認作業を1週間程度で行いたい」と述べた。指定できる岸壁は崎守ふ頭のみとなる。
豊島良明総務部長は、「親善・友好訪問の具体的な内容などについて札幌の米領事館と協議し、市長の判断材料にしたい」との考えを示した。
昨年2月の旗艦「ブルーリッジ」入港時、室蘭市は米海軍兵による殺人事件の市民不安を理由に、外務省などを通じて「入港しないでほしい」との意思を表明したが、日米地位協定に基づき「感情的な理由による施設利用拒否は通用しない」などの見解が示され、入港が敢行された経緯がある。小樽港には大雪による物理的な理由で入港しなかった。
キティホークは全長326メートル、幅83メートル、喫水11・3メートル、マスト高64メートルの航空母艦。来年退役が予定されている。フィッツジェラルドは全長154メートル、幅20メートル、喫水9・8メートルで、ミサイル防衛に対応している。