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(回答先: 読売【米大統領、イラク首相に早急な国民和解と法整備を要求】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 9 月 26 日 11:22:33)
メディア報道の仕方は、いかにもイラク内勢力抗争と思せる意図的ミスリードである。
http://www.asyura2.com/07/hasan51/msg/256.html
過去の「石油法案対応報道(東京新聞)」に対する見解記事ですが、再掲します。
記事ではイラク侵攻の狙いは真の石油支配としていましたが、やや近視眼的な言い方でした。
正確には本稿の表題の通り、「石油法整備督促」は、極一部の支配層が世界を思うままにしようと彼等が唱える"新世界秩序"陰謀計画の一環としての侵攻で、石油支配はその中の大きな目的の一つだと言うことです。
ロスチャイルドとロックフェラーらの国際金融資本家が、悪名高いビルダーバーグ秘密会議、三極委員会、米外交問題評議会(CFR)といった奥の院組織を仕切り、J.Pモルガンのビジネスパートナーでジョン・D・ロックフェラーjrの義父のネルソン・W・オルドリッチ共和党上院議員が金融界の黒幕J.Pモルガンと大手4銀行に呼びかけ秘密に画策して作り上げた、政府機関でもない不当な米連邦準備制度理事会(FRB)を操っている見方は広く知られていますが、"新世界秩序"計画は、その奥の院のなかで国際金融資本家主導で画策されたものです。そして周知の通りこれらの金融資本家の多くは金融才覚に長けたユダヤ人です。このあたりの事情は多くの記事、文献で述べられていますからここでは触れません。
米国によるイラク侵略は、中東における"新世界秩序"の陰謀として、ユダヤロビーと相まった国際金融資本家のユダヤ世界を背景に、シオニストが希求する旧約聖書「創世記」15章に記述された「大イスラエルの実現」による領土拡大の目論見と複雑に絡んだものと言えます。2600年も前の証書があるわけでもない「神から与えられた約束の実現」のオカルト的思想が、現代の国際政治と躊躇無く結びつき実践しようとする異様で恐ろしい考えは、東洋思想では理解しがたいものです。しかしこの時代錯誤的目論見の真の狙いは、それほど単純なものではないでしょう。古今東西問わず陰謀を企む者達にとっては、大衆の無知に突け込んだ巧妙な世論工作やカモフラージュは重要な作業です。
「大イスラエルの実現」は、故国回帰を希求するユダヤの人心を巧みに利用した、欧米人中心の世界支配を目指す"新世界秩序"のための道具に過ぎないと考えます。イラク侵攻は"新世界秩序"の企みそった中東戦略の一局面であり、「石油法整備」はイラク占領の節目です。これによって米多国籍企業が石油関連利権を確保し、かつOPECに干渉する足場を手放さずに、中東地域でのドル崩壊の進行を当面阻止出来る体制が出来れば、イラク戦略に限っては、とりあえず私腹の満足を抱えて米軍撤退の道は開けるということです。あとは米国イラク州にとってイランの脅威をどうするかです。
もちろん中東全域の家畜化を狙う"新世界秩序"の中東戦略は敵を変え、手を変え続くことでしょう。そしてその後はベネズエラ、中国です。
ブッシュの傀儡でありながら、イラク議会(国民)の反対に遭うような「石油法」は、他国が強制するべきではありません。