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(回答先: 米国の原爆投下を批判 ニカラグア大統領 (産経新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 9 月 26 日 17:20:38)
ニカラグアのオルテガと聞くと、20数年前にオルテガを司令官とするサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)が
当時の親米独裁政権に対して武装蜂起し、独裁政権を打倒し、FSLNが権力を握ったことが思い出されます。
当時の新聞で毎日ニカラグアの戦況が報道され、瞬く間に戦線が狭まり、サンディニスタ革命が実現されたときは毎日が感動の連続でした。
オルテガは初代大統領になりますが、選挙で敗れ、下野しました。それまで武装闘争を行なっていたFSLNが選挙での敗北を認め、政権を反対派に禅譲したことにも感動しました。
また昨年になって選挙で大統領に返り咲いたということはうれしいことです。
オルテガが米国を非難するのも、解放闘争に武力で抵抗したコントラグループに米国が長年軍事支援を行なっていたことも関係あるでしょう。
北の共産党指導下にあったベトナム民族解放戦線とは違い、純粋に民族解放を目指し、民主主義を確立したオルテガを長とするFSLNに尊敬の念を覚えます。
このことは、インドネシアからの独立を果たしたフレティリンにも言えることです。
今はビルマ(ミャンマー)で民主化勢力が軍事独裁政権を打倒し、革命を成就できるかの瀬戸際にあります。