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仏の対米協調 鮮明に イラン核問題『開発続行なら追加制裁』(東京新聞)
2007年9月23日 朝刊
【パリ=牧真一郎】訪米中のフランスのクシュネル外相は二十一日、ワシントンでライス米国務長官と会談し、イラン核問題で外交による解決を強調する一方、イランの対応次第では国連安全保障理事会で追加制裁を求めていく姿勢で一致した。
今年五月に就任した親米派のサルコジ仏大統領の意向によるもので、強硬対応も辞さない米国と一線を画して対話路線を取ってきたシラク前政権からの路線転換が鮮明になった。サルコジ氏は欧州連合(EU)による独自の追加制裁も主張しており、欧州各国には困惑も広がっている。
ライス長官は会談後の共同会見で、イランが交渉に応じずに核開発を続けた場合は「安保理で追加制裁を求める」と言明。クシュネル外相も過去二度の安保理制裁決議について「今までは効果を挙げておらず、三度目の決議を求めていくかもしれない」と応じ、米国と協調する姿勢を示した。
サルコジ大統領は就任以来、対テロなどの分野で欧米協調の必要性を主張。さらに、八月の訪米でブッシュ米大統領と非公式会談をした後は、イラン核問題での強硬姿勢が目立ち始めた。各国大使を集めた会合では、制裁に慎重な中国やロシアの対応を批判し、米国と協調した独自の追加制裁実施について言及した。
サルコジ氏の意向を受けクシュネル外相は十六日、「最悪の事態に備えなければならない。(それは)戦争だ」と発言。対話路線を原則に掲げるEUやオーストリア、ドイツなどの加盟国から「EUの方針から逸脱している」「国際原子力機関(IAEA)の活動をないがしろにする」などの批判が相次いだ。
サルコジ氏は二十日、テレビ番組で「フランスは戦争を望まない。イランは核の平和利用の権利を有する」などと外相発言を和らげたものの、「イランは核兵器を手に入れようと企てており、容認できない」と厳しく批判。「北朝鮮やリビアと同様に核開発計画をあきらめさせなければならない。制裁が不十分なら、もっと強力な制裁も必要だ」と述べ、外交交渉と同時に制裁強化によってイランに圧力をかける考えを示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2007092302050949.html
「イランは核兵器入手企て」=戦争でなく制裁強化を−仏大統領(時事通信社)
2007/09/21-07:07
【パリ20日時事】サルコジ仏大統領は20日、国営テレビ局フランス2と民放TF1によるインタビューに応じ、「イランは核兵器を手に入れようと企てている」と断言、「容認できない」と強調した。ただし、「極めて困難な問題だが、フランスは戦争を望まない」と表明、制裁強化で対応する意向を明らかにした。同大統領がイラン核問題についてこれだけ踏み込んだ発言をしたのは5月の就任後初めて。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007092100099
核兵器必要とせず=イラン大統領が強調(時事通信社)
2007/09/24-10:40
【ニューヨーク23日AFP=時事】イランのアハマディネジャド大統領は23日放送の米CBSテレビとのインタビューで、イランは核兵器を必要としていないし、米国との戦争の道を歩んでいるわけでもないと強調した。(国連総会出席のためイランを出発するアハマディネジャド大統領)
同大統領は、イランの核計画はオープンであり、国際原子力機関(IAEA)との合意に沿って行われていると指摘。「われわれには核兵器は必要ない。核を持ってもどうしようもない」と述べるとともに、「わが国の核計画をめぐり米国との戦争の道に向かっていると考える理由はない。戦争は差し迫っていない」と語った。また、同大統領は「われわれの計画は極めて透明であり、何も隠すものはない」と付け加えた。
イランは先に、中東地域に存在する米軍はイラン・ミサイルの射程内にあると述べ、米国に警告していた。 〔AFP=時事〕
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070924014398a
(コメント)
「ブレアの次はサルコジで”パート2”」ということでしょうか。
(「郵貯マネー」がそろそろ必要になる頃でしょうし。)