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http://www.nichibeitimes.com/colj/ame072107.htm#American
２度目の軍法会議10月に延期へ
ワタダ中尉のイラク従軍違反事件
（7月21日掲載）従軍違反を犯した日系三世アーレン・ワタダ中尉（28）の事件で軍隊上訴法廷は、２度目の軍法会議は10月９日に延期すると決定した。ワタダ中尉は昨年６月中旬にイラク派遣命令を拒否、ブッシュ大統領を批判し上官侮辱罪などの４つの罪に問われ、懲役６年を求刑されている。米メディアが伝えている。（及川彩）
軍法会議は７月23日に開始する予定だったが、政府とワタダ中尉の新しい弁護士ケニス・カゲン氏とジェームズ・ロブセンス氏の要請により、10月に延期になった。
裁判官のジョン・ヘッド２等陸佐は今月初め、２度目の軍法会議で中尉の憲法上の権利が犯される可能性はないと判断、迅速に審理を進めるため、公判を23日に開始すると決定していた。
しかし、裁判官の決定に不服を持った弁護団側は、刑事訴訟上の原則である同じ容疑で再び裁判をすることを許さない「一事不再理」を再度主張、バージニアの軍隊上訴法廷にすぐに控訴した。また、１回目の軍法会議で裁判官を務めたヘッド裁判官については、２度目の審理に先入観が入ると訴え、裁判官を変えるよう申し出た。
ワタダ中尉は、イラク派遣命令に背きブッシュ大統領を批判したのは、イラク戦争が米国の法律と国際法を犯している「違法な戦争」と説明。裁判では自分の行為を弁護し完全無罪を訴える構えを見せている。
２月初旬に始まった１回目の審理は、公判に必要な合意書は中尉の意志に反してつくられたと判断され、無効になった。
[新世紀人コメント]
ブッシュ政権のイラク戦争の成り行きを見ながらの動きでしょう。
日本での「テロ特措法」延長を巡っての迷走ぶりと似たところがありそうです。
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- 少し前の参考情報…「ワタダ中尉、ふたたび軍法会議のおそれ 2007年07月15日(日)」 新世紀人 2007/9/22 15:11:09
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