★阿修羅♪ > 戦争96 > 156.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: イラク駐留軍の撤退明確に=初の外交演説で主張−仏大統領 【パリ27日時事】 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 9 月 20 日 13:37:30)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000014-mai-int
<仏外相>「イランとの戦争に備えなければ」強硬姿勢鮮明に
9月18日10時38分配信 毎日新聞
【パリ福井聡】フランスのクシュネル外相は16日、イランの核兵器開発に関連して「最後まで(イランと)交渉を続ける必要がある」とした上で、「われわれは最悪の事態、つまり戦争に備えなければならない」と述べた。さらに17日、イランに対する「欧州独自の経済制裁」構想に踏み込む姿勢を示し、対イラン強硬姿勢を一層鮮明にした。
クシュネル外相は16日「イランを攻撃する計画は現在のところはない」と断った上で、「イランによる核兵器開発は世界全体にとって正真正銘の脅威」との認識を強調した。
米国はこれまでイランへの軍事攻撃の可能性を否定していない。フランスはサルコジ政権発足後、対イランや中東政策で米国との協調姿勢を示す場面が多くなっている。外相は、国連による対イラン追加制裁とは別に、欧州独自の経済制裁措置の準備に入る考えも示し、既に仏石油大手トタルやフランスガス公社(GDF)などにはイランの競争入札に参加しないよう要請したと表明した。
安保理常任理事国の米英仏露中の5カ国とドイツは、21日にワシントンで会合を開き、イランへの追加制裁について協議する。
◇イラン政府やメディアは反発、警戒強める
【テヘラン春日孝之】イラン核問題で仏外相が「(イランとの)戦争に備えるべきだ」と発言したことに対し、イラン政府関係者や国営メディアは17日、反発した。親米のサルコジ政権による強硬姿勢にイランは警戒を強めている。
イランのホセイニ外務報道官は「(外相は核問題の外交解決を目指す)欧州連合(EU)の政策を忘れたようだ。フランスの信頼を傷つけ、両国間に緊張を生じさせるだけだ」と批判した。
国営イラン通信は論評で「(仏大統領府の)エリゼ宮に新しい主が入って以来、米国と一線を画した仏の独自外交は、硬直し、非論理的で挑発的になった」と指摘。核問題についても「仏指導部の(イランに対する今回の発言のような)極端主義は解決の障害になっている」と非難した。
イランは国内の石油や天然ガス開発などを巡り仏と経済関係を構築してきただけに、米国同様、厳しい経済制裁の発動を警告するサルコジ政権の姿勢に戸惑っているようでもある。
最終更新:9月18日10時48分
2 81 +−