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フランスの有力紙『リベラシオン』(9月13日ウエブ版)が、イラク戦争に批判的だった二人の兵士の死を報じているが、交通事故とだけ書いてあって詳しい状況は不明。以下は記事の抜粋。
彼らの文章は、8月19日付の『ニューヨークタイムズ』のコラム欄に載った。彼らは「我々はイラクで劇的に挫折した」と特筆した文章に名を連ねている。
彼らは7人の兵士で、米国のイラク侵略について洞察に富み、体験に裏打ちされた決定的な現状報告を作成した。
彼らのうちの二人、オマール・モラ軍曹(28)とヤンス・グレイ(26)が水曜日、バグダッド西部で交通事故によって死んだ。他に5人のGIが負傷したが、同様に命は助からなかった。
長い文章の中で、兵士たちは彼らの感情と経験を語っている。特に、彼らは自分らをイラクの“占領軍”という言い方をしている。
「イラク人の大多数は、自国がだんだん安全ではなくなってきたと思っている」と分析、また、
「武装勢力との戦いで最も重要な点、それはすなわちイラク人の経済状態と社会的基盤の向上だが、それが確実に、悲劇的に失敗している」と書いている。
そして彼らは次の点に注意を向ける。「アメリカの侵略は、独裁者からイラク人を解放することにあった。だが、それは彼らから自尊心を奪った。そのため彼らは、自尊心を取り戻す最良の方法が米軍に撤退を強いることだと考えている」
http://www.liberation.fr/actualite/monde/278155.FR.php