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(回答先: Re:もう少し付け加えます。分析の結果、70%以上の鉄が含まれている事が解った。 投稿者 質問です 日時 2007 年 9 月 13 日 09:10:07)
ありがとうございます。
ただ、鉄骨の切断に使われる物質には非常に多くの種類があり、比較的肉薄の鋼材なら強力な火薬類を鋼鉄の筒のような形の覆いの中に詰めて、鋼材の側にある細い隙間から爆発の圧力を吹き出させて一気に切断する方法もあるようです。
サーマイト類は火薬と違って自らガスを発生させませんからそれ自体の爆発力はありません。しかし常温から2000℃にまで一気に温度を上昇させますので、酸化鉄とアルミニウムの粉末の間にある気体や周辺の空気を激しく膨張させ、爆発を作ることには違いありません。特に軍用に開発されたといわれるスーパー・サーマイトは反応速度が極めて速いですので爆発力もかなりあると言われます。
WTCのコアのような非常に大きな鋼鉄柱では通常の火薬類で一気に切断するのは難しいかもしれません。そこで2000℃以上の高熱を発して熔かし切る方法が使われたのではないか、と見られます。
ただ、一部の斜めに切断された支柱には一旦熔けた鉄が冷えて固まった跡が残っているものもありますが、それを確認できないものもあります。鉄柱切断にサーマイトのみが使用されたのかどうか、これは少し問題があります。
第2ビル倒壊開始の前に解けた金属が流れ出ていたことから、サーマイトの使用はおそらく間違いないと思われますが、破壊の必要な箇所の状態によっては、他の爆発物が同時に使用された可能性も計算に入れておかねばなりません。
いずれにしても「爆破解体説」ではこういった技術的な困難さを一つ一つ克服していかなければならないわけです。むしろ今からの方が大変でしょう。「サーマイト」だけで全てが解決するのではありません。
地下の土台の部分ですが、爆破解体の専門業者の話からも、巨大な構造物を解体するにはまずその土台を破壊するのが定石だそうです。これは実際のビル制御解体を見ても分かります。しかし、真っ先にあまりに大きな力で土台を破壊するとビル全体が倒れるでしょう。厳密に計算して、順々に弱めていく必要があります。
ウイリアム・ロドリゲス氏など多くの「地下の爆発」の証言は、この土台の段階を置いた計算された破壊を物語っているようです。まして、WTCの地下には金塊が隠されていたといわれます。これが事実かどうか、今確実には確かめられないのですが消防士の証言があります。もしそれが事実なら、虎の子の金塊を危険にさらして地下の土台を大規模に爆破する馬鹿な犯人もいないでしょう。順を追って破壊し、コアあるいは外周の支柱の土台も含めて、慎重にビル重量の支持力を弱めていったことに間違いは無いと思います。
米国の研究者による新しい情報を見つけたら、順次お知らせします。