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パキスタン大統領支持率、ビンラディン容疑者下回る 調査
2007.09.12
Web posted at: 15:03 JST
- CNN
ワシントン(CNN) パキスタンで先月行われた世論調査で、テロ対策で米国と連携してきたムシャラフ大統領の支持率が、アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を下回ったことが明らかになった。
調査は先月18─29日、米非営利組織「テロ・フリー・トゥモロー」とパキスタン世論研究所により、パキスタン全国4州105カ所で、無作為抽出した1044人との対面で行われた。
その結果、ビンラディン容疑者の支持率は46%で、ムシャラフ大統領の38%を上回り、ブッシュ米大統領の支持率は9%にとどまった。米国主導の対テロ戦争の目的については、66%がイスラム弾圧などと答え、残りは回答拒否もしくはわからないと述べた。さらに74%は、米軍によるアルカイダやタリバーンの掃討作戦に反対と答えた。
米国が2005年10月の大地震で甚大な被害を受けたパキスタン領カシミール地区で復興支援活動を行っていることについては、好意的意見を示したパキスタン人が先月の19%から46%に増加。その一方、アルカイダの支持率は43%、タリバーンの支持率は38%で、地元過激派も37─49%の支持を集めた。
こうしたなか、野党指導者のブット元首相の支持率は63%と高く、75%の回答者は自爆テロの正当化を否定した。また、米国の対パキスタン支援規模拡大や、米企業の対パキスタン投資の増加、米国での就労ビザ発給増加によって対米感情が改善するとの意見は、回答者の大半を占めた。