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http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=91018&servcode=200§code=200
「通訳の間違いに起因した誤解か、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とジョージ・ブッシュ米国大統領間の異見が露出したのか」−−。
7日、オーストラリアのシドニーで行われた韓米首脳会談直後、会談結果を説明する席で韓半島平和協定をめぐる韓米間の微妙な立場の違いが見えたと米国メディアが報道した。
「問題の場面」はこうだ。
先に記者会見で発言をすることになったブッシュ大統領が「北朝鮮リーダーが彼らの核プログラムをすべて申告し、核プログラムを全面解体する場合、多くの変化がある」とし「北東アジアの平和体系が新しく設定される」と述べた。
通訳を通じてブッシュ大統領の発言を聞いた盧大統領は「朝鮮戦争終決宣言」や「韓半島平和体制構築問題」が首脳会談で論議されたという事実を紹介した後、再び「終戦宣言などに対する話を落としたようだ」と補説を頼んだ。
ここに韓国側通訳がブッシュ大統領に「私の考えは間違っているかもしれないが」と前置きし「ブッシュ大統領が終戦宣言に対して話すのを(私が)聞きもらしたようだ」と言った。するとブッシュ大統領は「金正日(キム・ジョンイル)にかかっている」と言った後「ありがとう」と言って終えた。
これに対し、盧大統領は「金正日総書記や韓国民はその次の話を聞きたがっている」とし「終戦宣言」「平和体制」に対する言及を再び要請し、ブッシュ大統領は「これ以上は明確に話すことができない」と短く返事した。
ニューヨークタイムスはこの日のエピソードを「来月、南北首脳会談を控えた盧大統領は平和協定を世界的話題としようとブッシュ大統領との共同記者会見の席を活用した」と分析した。それとともに「盧大統領がブッシュ大統領を圧迫し、ぎこちない雰囲気が演出された。両国の首脳が対北政策をめぐり衝突したのは初めではない」と指摘した。
ワシントンタイムスもこの日「韓国戦争がブッシュ大統領と盧大統領間で衝突を引き起こした」という見出しの1面トップ記事を通じて長年の同盟国である両国首脳が北朝鮮との戦争終結に対して異見を露出したと報道した。新聞は盧大統領が「メッセージをもっとはっきり言ってくれ」と2度要請をすると陪席したブッシュ行政府の官僚たちは「神経質になっていた」とし、ブッシュ大統領も盧大統領に不快な視線を投げかけたと描写した。
ワシントンポストは「両首脳のメディア会同説明過程が外交的常軌を逸していた」と主張した。
しかし両国の報道官はこれに対して「通訳のミスによるハプニング」と説明した。
政府のある関係者は「外交ラインを通じて韓半島平和体制に関する言及をすることにしたが、米国側通訳のミスでこの部分が省略されると盧大統領が重ねてこれを促したのではないか」と解釈する。ゴルドン・ジョンドロー米ホワイトハウス国家安保会議(NSC)スポークスマンも「通訳過程で発言がきちんと伝達されずに生じた誤解」と話した。
パク・ソヨン記者 シドニー=パク・スンヒ記者
2007.09.10 12:29:56